2009年12月04日(金)  こうティは ニヤニヤしてても 芯一本


着々と荷物整理中。気が向いたらときどき漆喰。

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こうティのこともたまには書こうかと。

「赤ちゃんのころに手のかからなかった2人目の方が2歳児反抗期は強烈」というのをどこかで聞いたが、こうティが新生児だった頃、あまりに仏のようにいい子だったので、まるで信じていなかった。が、実際、そう、なった。強烈だ。

こうティは姉と同様、かなり太い芯が1本通っているタイプだが、姉と大きく違うのは、それほど神経質ではないというところ。大声出そうが、般若のように恐ろしい顔をしようが、どこ吹く風だ。どんなに激しく怒られようと、いつもニヤニヤして全く気にしていない。

まだ1歳半なので、怒られている内容までは理解できないとしても、怒った様子は絶対に伝わっているはず。この時期のまなティだったら、パニックになるほど泣きじゃくっていただろうが、こうティにはまったく通用しない。怒っている最中でもニヤニヤクスクス笑うので、いつもこっちが釣られて終了だ。


昨日、食事中のまなティのお茶碗をブン投げて割るという悪さをしたこうティ。その瞬間、食事中に行儀が悪いのが大嫌いな相方のコメカミの血管がプツリと切れる音がして、あっという間にビンタが飛んでいた。相方よ、1歳半児に暴力はイカンよ、暴力は。さすがのこうティも号泣。

そのまま2階に連れていかれて、真っ暗の納戸に閉じ込められてしまった。私は、駆け寄って抱き上げたい衝動を必死でこらえて、「パパ、怖いね…」とまなティとヒソヒソ話す。しかし、泣かないでやんの、こうティ。まあ、すぐに出してもらえて、寝室で切々と何がいけなかったか説明されていた。相方、1歳半児相手に……。

2階から降りてきたこうティは、いつものニヤニヤ顔で、鼻歌まで出てきそうな勢いである。こりゃ、何も懲りてない。


そんな一見チャラい感じのこうティだが、言い聞かせれば(意外に人の話はしっかり聞く)、ちゃんと腹をくくり歯を食いしばって頑張るタイプなのだ。

よくある西洋式の、子供を寝室に連れて行き「じゃ、おやすみ〜」と部屋を去るという寝かしつけ方がこうティには可能だ。泣いたりもするが、口をへの字にして寂しさをこらえ、自ら布団に入り、涙目で「バイバイ!」と手を振る。私はこれがかわいそうでできないし、こうティも私が相手だと甘えるので、こうティを寝かせる担当は相方だ。


こうティ、いつもはニヤニヤ、いざというときは歯を食いしばる。人としてかなりいいんではないかと読んでいる。密かに将来が楽しみである。

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私は子供は3人欲しいと思っていて、一方相方は2人で充分と思っている。相方の意志は強く、断固として首を縦に振らない。相方のNOを聞いているうちに、私も子供は2人でいいかなと思い始めている。

相方はもともと子供が苦手だが、苦手だから2人で充分と言っているわけではなく、子育てに対する責任感と一生懸命さゆえなのである。2人を大切に育てたい、3人では充分に自分の目を配れない、と思っているのだ。

私は、なぜ3人欲しいかというと、もうこれは「本能」としか言い表せない。新生児を抱きたい、あの独特の匂いを嗅ぎたい、ゼロからの成長の過程を見たいという気持ちだ。

しかし、その思いとは裏腹に、仕事にも没頭したい。夜も遅くまで仕事で出ていたい。3人目を作ってしまったら、また当分その欲求は晴らせないことになるだろう。しかも、仕事中預けている母の負担が増えることも忘れてはいけない。

そう冷静に考えていくと、「新生児カワイイ!」という私の本能だけでは、3人目を作ることに踏み切る理由にはならないのだ。


つづく。


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>>「匿名メールフォーム」へのレス

・いや〜、私も偉そうなこと書いてますが、
 毎日反省ばかりしていますよ。
 それでいいのではないかとも思います。
 一緒に成長させてね、
 くらいの気持ちでお互い頑張りましょう!

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