2005年09月22日(木) おばはんの ドデカおパンツ はためかせ
29w6d(8ヶ月目)
お腹が大きくなり始めた頃、仰向けで寝てるとよくうなされたけど、今は慣れたみたいで仰向けが一番心地よい。8ヶ月目に入って仰向けが心地よい妊婦なんてあんまりいないと思う。内臓やら動脈やらが大きく重くなった子宮に圧迫されて、苦しくなるんだと。だから妊婦は横向きで寝ることを推奨されてるみたいなんだが、私の場合、横向きで寝ると横からお腹が圧迫されるようで逆に辛いんである。お腹が前よりも横に広がるように大きくなってるのかも。
そこで、抱き枕を買った。こっちで探したけど見つからないので、日本で買って、トランクに押し込んで持って帰ってきた。使い心地はどうかと言うと、眠りに落ちる前に横向きで本を読むときにはいいんだけど、夜中に目が覚めると決まって仰向けになっているので、あんまり活用できてないみたいだ。仰向けなのに、股には抱き枕が挟まっていて、下になった足がしびれていたりして、あんまりよくないかも。
私はこっちに住んでいるからか、妊婦としての知識に乏しいみたいで、出産時に必要なもののことをまったく考えていなかった。骨盤を元に戻すガードルのようなヤツとか、出産直後につけるブラとかショーツとか、いろいろあるのね。日本のデパートでお店の人に薦められるまま、とりあえず一通り揃えた。
お店の人に一番驚かれたのは、ノーブラだったことよりも、おパンツを妊娠前と同じものを履いていたこと。どうやら妊婦は、大きくなったお腹がおへその上まですっぽり隠れるドデカパンツを履くらしいのだけど、私が履いていたのは、よくある普通のビキニ型の小さい小さいおパンツ。
「お腹冷えませんか?!」と驚かれたんだけど、お腹を出して歩いてるわけじゃないし、意識したことなかった。オーストラリアにはへそだしTシャツとローライズパンツで、腹を出してる妊婦もいるぞ。
ということで、今回へそ上ドデカパンツを買ったわけだけど、Gカップブラといい、このおパンツといい、どこのおばさんの下着じゃ!というほどカッコ悪い。洗濯して干してるときなんか、なんだか情けなくなってしまうほど。風呂上りにおパンツとブラをつけて、相方に「見て見て〜」というと、2人ともヒヒヒヒと思わず笑いがこみ上げてしまう。「オカン」という感じか。
そうそう、日本で3Dエコーというのをやったんだけど、これは普通のエコーと違って、赤ちゃんの姿が立体に見えるというシロモノ。赤ちゃんの顔つきなんかもわかるわけだ。動いているのをビデオに録画もしてくれて、10,500円。高いのか安いのか、よくわからん。
こっちの私の担当医にその3Dエコーの写真を見せようと思って、この前の火曜の定期検診のとき持って行ったんだけど、また新たな事実が判明。
3Dエコーは強い音波を使うので、赤ちゃんにストレスがかかるんだと。だから、オーストラリアでは昔使っていたけど廃止になったらしい。普通のエコーもストレスになるらしく、道理で、日本では検診のたびにやるエコーを、オーストラリアでは出産までに2回しかしないわけだ。ここでも西洋の方が医療は進んでいるのを実感。
まあ、それは置いといて、日本の産婦人科で性別を見てもらったところ、やっぱり女の子らしい。「100%じゃありませんが」と言っていたので、実際どうなのかわからないけど。私の担当医、エコー技師、日本の先生と3人が全員「たぶん女の子」と言っているので、女の子なのだろうか。全員が「たぶん」と言っているのが引っかかる。私はまだ男のような気がするんだが。
もう性別を判断するチャンスはないので、生まれてくるのを待つことにしよう。幸い、オーガニックの服はたいてい生成りなので、準備に支障はない。
とにかく、早く会いたいのー。
つづく。
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