2003年12月06日(土)  天職が そのうち消える 将来を


今日も元気に仕事行ってきました。明日もしっかり頑張ります。


英語教えるのって楽しいです。しかも、大学入試の英語を教えるのが一番楽しい。目標がはっきりしてるし、中学英語よりも内容が濃い問題に出合えることも多いので、教えてて退屈しないです。

さかのぼること10年前、高校生に英語を教える仕事を始めたわけですが、なんでそんな仕事を始めようと思い立ったかというと、自分の受験生生活が、あまりに孤独で苦しかったからなんです。まるで、真っ暗闇の洞窟で迷子になったような、心細いなんて言葉では到底片付けられないような悲惨な気分でした。

大学入試に若い貴重な時間と大金をかけるなんざ、なんてバカバカしいことだ! と今になって思うのですが、高校生の頃はそんなこと感じる暇もないうちにあっという間に大きな渦に巻き込まれていました。

そんなわけで、孤独と不安にさいなまれている高校生に昔の自分を見るのです。そして、少しでも短時間のうちに、少ない労力で、できたら楽しく英語という教科で点を取る方法を伝授できれば、と手をさしのべることで、過去の己を救済するという作業を繰り返し、自分が癒されていくような気がするのです。


英語を身に付ける上で、文法は確かに大事なのですよ。よく「日本語の文法を考えながら日本語を使っていないように、英語の文法も重要じゃない」といわれるのを耳にするんですが、赤ちゃんのころから言語を身に付けるのと、大人になってから身に付けるのは、全く別物なのです。大人が文法を無視して英語を身につけようとしても、日常会話レベルくらいにはなっても、絶対にハイレベルな英語までは到達しないと断言できます。

だからと言って、入試の英語の問題形式はあんまりじゃないかと。文法はあくまで英語を正しく操る道具でしかないわけで、その道具の有無を確かめる問題なんざ、本末転倒ですよ。その道具を使って、いかに英語を操れるかという部分を問うべきです。入試の英語で点を取ることに時間をかけるな、というのはそこですよ。時間の無駄ですよ。


そんなこんなで、人間相手なので、理想どおりにならないこともたくさんありますが、やっぱりこれが天職なのかもと思うのです。


と、いつにもなく熱く語っているのですが・・・、私、これからもシドニーに住む予定なのですよ。つまり、この仕事を続けていくのは難しいのですよ。今はこうして年に2回帰ってきて仕事を続けていけますが、そのうち子供ができたりしたら、そうもいかなくなります。

う〜む・・・。

この先の身のふりかたを、冷静によ〜く考えて行かないといけません。あの国で何ができるのか。


つづく。


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>>「匿名メールフォーム」へのレス

・プリントゴッコかぁ、それは盲点だった!
 値段もそんなに張らないし、写真も取り込めるんでしょう?
 それって、かなりいい案かも!

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