たそがれまで
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2004年01月12日(月) 成人式





はいはい。
今年も派手に報道されてました。
ここ数年は恒例となった「成人式」

派手な衣装を着て気が大きくなったのか
目立つことがカッコ良いと思っているのか
救急隊員を殴ったり、式典ジャックしてみたり、
市長に生クリームを投げつけた輩も居たとか。

その報道を見て、「来年はおれらもやるぞ〜」なんて
考えている19才も居るんだろうな。

集団でなければ何も出来ない。
そんな奴らにいくら人の道を説いてみたって
暖簾に腕押し、糠に釘。

親がこの日の為にと用意してくれた晴れ着の有り難さに気が付くのは
もっとずっと時間が経ってからだろう。
その晴れ着に泥を塗るようなことをしたことを後悔するのは
それまたずっとずっと先だろう。


5年後、10年後、20年後に振り返ってみた時
若さという勢いがいかに脆いものだということが解る。
それでも「あの時はカッコ良かったよなぁ〜、オレ」なんて思えるアホが居たら
それはそれで表彰ものだな。



という私も、成人式の式典会場にはほとんど居なかった。
会場の外で友人達とお喋りしてた。
成人としての自覚が足りない?
でも面白くなかったもの。

だから今の若い者は、なんて言わない。
それは昔も今も同じこと。

ただやり方が乱暴になった。
人の痛みに鈍感になった。
そのくせ自分の痛みにだけは敏感で
小さな傷でも大騒ぎをする。

痛いのは誰もが同じ
自分が痛けりゃ他人も痛い。
まだ小さい子供だった頃、
親に噛みついたら噛みつき返されなかったかい?




来年はどんな成人式の報道があるんだろう。
きっと、今年と変わらないんだろう。
私も含めて、親が、大人が
変わるのがきっと先決だよな。






東風 |MAILHomePage

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