るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 絡みつく私

「怒られるかな ?(笑) タバコ吸っていいかな ?(笑)」



私のヒップラインを

彼がティッシュでぬぐっています。




「いいよ。怒らない。(笑)」






少し離れたテーブルから

灰皿をベッドに持ち込んで

私のすぐわきで彼がタバコを吸い始めました。







いつもなら、ソファーに掛けてタバコを吸う彼なのに。

訳はすぐに判りました。



私が、「離れて一人で座っていたらイヤ。」

と、以前ここに書いたからです。









彼の心に 深く刺さっていたんです・・・・・・・・







何度も抱かれるうちに

『彼のSexはこういう感じ』

そんなものが私の中に定着しています。



例えばそれらは 

彼のリードによる 

愛情に満ちた会話がふんだんにあるSexであったり

彼のタフな挿入であったり

何時間も離れることなく 寄り添っていることだったり

彼の見つめる視線の暖かさであったり

私たちの相性のいい体位を探ること 

だったりするのだけれど、






そんな思い込みをするから

それからコースアウトしようものなら

心が離れたの?

なんて

いらぬ猜疑心が入り込むんですね。






ここ半年あまり

彼の多忙が

あっさりしたSexを加速させ

私は少し不安でした。

京都でのホットな日々がまるで嘘のようです。

彼もそれを感じていたのでしょう。





↑エンピツ投票ボタン

My追加


そういいながら、

ずっと離れることなく

この夜

私たちは

深く 深く 愛し合いました。







「いいの。こうしてぴったり寄り添っているだけでいいの。」

そういいながら

彼に覆いかぶさるようにして

絡みつく私に

「るり子(笑)」

と、

彼は何度も私の名前を呼び





夜が更けて行きました。






*********************************************************************
小さなフォト日録  今日も 【 キーワード 】^^;

BBS


2003年04月22日(火)
*BACK**LIST**NEXT*
初日 最新 目次 MAIL
日記リンク

My追加