るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 うっせー。カワイイっていうなぁ〜。

「すごい強風です。髪の毛には天敵かも。」

というメールが朝はいりました。

すごい風です、東京地方。








「禿げてもいいじゃん、禿は絶倫の証しだそうよ。」

と、返せば

「絶倫と引き換えに禿になりたくねぇ〜ゃ。」

と、返信。






男の究極の選択は、彼の場合 髪の毛の勝ちみたいです。






彼の髪は

さらさらのちょっと茶色がかった

手ざわりのいい感じの髪質です。

ベッドでも



ちゅ♪


したついでに、

何気に手ぐしでかき上げてあげたりして^^









今夜彼が、

行政がらみのプロジェクトの件で

飲み会があって





多分ヨッパしたらメールがくるねと、思っていたら






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やっぱりね、^^

来たよね。






もう彼と付き合い始めて

二年近くになるけれど、

まだ

『好きだ』なんて言葉は

彼の胸の奥深くにしまわれていたころ

彼がヨッパする度に

私にメールを入れてきたことを思い出しました。





返信に

ずいぶん時間がかかって、

それでも送信されてくる彼からのメールは


『なに? この人私のこと好きなの?』みたいな


そんなオーラが出ていて





ヨッパすると

理性が外れて

自分の正直な感情が吐露されがち。





だから

「ヨッパすると、なぜかメールしてくるね。きゃわいー。」

と、彼をからかってみました。





「うっせ〜(爆)。カワイイっていうなぁ〜(爆)。」



ほらね。

そのまたむきになって言い返してくるとこが

かーいい のッ。^^







ベルリンの壁が崩壊したのも、


民衆の突然の怒号によって

チャウシェスク夫妻がその宮殿のテラスから引き摺り下ろされたのも、


フセイン大統領の巨大トルソーが倒されたのも、


みんなテレビで目撃してきました。







そんな歴史の 大きな一ページの






この日、私は

彼と私の心が強く再び結びついた証の

その記念に

たわわに咲いた

一鉢のピンクの海棠を求めました。







午前1時49分追記

「今戻りましたァ〜。た大概飲んでますぅ〜。ごめんなさい〜。」

ですって。




ごめんなさいは何のため?

この間怒って電話を留守電モードにしたこと?

な、訳ないね。(爆)





おかえりなさい。

私のあなた。^^




「なんだぁ。まだ起きてたんだぁ〜。って、起こしてまったかな? ごめんね。」






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2003年04月09日(水)
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