るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 寄り添ってオーバーナイト

「るり子、コーヒーいれてやろうか?」

彼が朝、言いました。




ダブルベッドの上で

寄り添って

限りなく裸体に近い私たちの

オーバーナイトが 明けました。







浅い眠りのたびに

彼は わたしを  わたしは 彼を

何度も何度も  確認します。








例えば

彼がわたしの髪をくしゅくしゅして

頭をなでています。



例えば

わたしは彼の横顔を

飽かず眺めています。







多分

そうした行為は、秘密のうちに行われているはずなのだけれど、

相手に しっかり気づかれている ^^







相手に

こんなにも愛しているんだよと

知って欲しいから成すのではなく、






あふれるような想いから

意図や下心の全くないところで

成される行為。






だから 嬉しい。






明け方の五時頃 

彼が私を抱き寄せ、一時間ほど抱き合ったまま再び浅い眠りにつきました。






彼はきっと疲れていると思います。





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彼は

寝返りだってろくに打ちません。

寝相がいいという問題?

ではないと思います。







すごく嬉しいような ちょっと辛いような。








特別な存在だからいつもと違う寝姿勢になる → 嬉しい ^^

裏を返せば空気のような存在になれていない → ちょっぴり辛い ^^;






どのみちどちらかしか選べないのなら、

あなたは どちらをとりますか?





小さなフォト日録  今日は 【ひまわりの頃】

BBS


2003年02月27日(木)
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