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■ 少し淋しい恋ですか?
このエンピツには
ほのぼのとした暖かな恋と同じくらい
心痛む
辛い悲恋も
また
数多く吹きだまっている。
あまたの
恋人達の
互いの許さぬ環境からくる
避けようのない悲しい別離を
私はこの半年の間 このエンピツで
密やかに
見てきました。
そこに自分達の恋を重ね合わせて見る事も
そこから学ぶ事も
多々ありました。
例えば、
私たちに別離があるとしたら
それは互いの心が
相手を愛しいと思わなくなった時だけなのだろう
という発見も
そのひとつです。
私たちに、
許さぬ環境からくる別離というものは
多分ない。
一緒に住むわけでもなく
子どもを成すわけでもない。
また
有形の財産を共有するわけでもなく、
ましてや戸籍を共有するわけでもない。
私たちにあるのは、
ただただ
好きだという
その感情。
なくすものはそれだけ。
だから、
互いの避けようのない悲しい別離など
最初からないのです。
例えば
彼がどこに転居しようと
彼がどんな職業を得ようと失おうと、
好き
が、消えない限り
私たちに別離はありません。
とても自由で
とても自立した恋心です。
少し淋しい恋ですか?
いいえ ^^
「今日はね、ちょっと頭が重いの。風邪じゃない様な気がするの。」
と、私がお昼に彼に言えば即座に心配してくれて
寝がけの今
「どう? 頭の具合は?少しはよくなったかな?」
と、
また彼の心が私に届く。
ずっと覚えて気にかけてくれている彼の
その心は
少し淋しい恋ですか?
などと私に決して言わせない。^^
BBS
2002年12月27日(金)
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