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■ エンピツに綴られた恋
このあいだ
彼のお部屋から この日録をアップロードして
掲示板のレスをしていたら、
「お前からネットを取ったらどうなるのかって、時々不安に思うことがあるよ。」
と、言われました。
彼は、
「無ければなくても、全然平気。」
と、応える私の言葉をぜんぜん信じていないみたい。
私がネットを始めた訳は
このエンピツというコミュニティーには、
悲しい恋が吹きだまっている。
もちろん、幸せな恋も あまたあるけれど、
辛い心を
せめてこの不思議空間で吐露したいという
そんな小さな意思が 満ち満ちている。
この週末
とてもプライベートな人生の決定に
立ち会いました。
悲しい恋は現実です。
不思議空間で起こっている事ではありません。
どうしてそこまで介入したのかと問われれば、
お二人の恋が
私と私の彼の愛の感情に酷似していて
自分自身の痛みのように受け取ったから
と、言う事でしょうか。
その悲恋の男性が、私の【愛が終わる日】を読んで言いました。
「俺の彼女が「素敵だよ」って言ってた意味がわかった。
でも、るり子さんのアホさ加減だけは、俺の彼女そっくり…」
^^。
そう、彼女と私は
落ちていく感情のからくりが一緒。
アホの塊りだと
自分でも思う^^;。
だからこそ、ずっとずっとお二人にはその恋心をキープしていて欲しい。
二つの別離を決めた彼女。
二つの別離を同時に成す彼女の新たな強さを、
私は感動を持って受け取りました。
好きという感情だけで、人生は突き進めないという事など重々承知だけれど、
好きという感情を持ったまま
気持ちを引きちぎるようにして
別離して
そのどちらもが苦しい心を保ちつつ、
それでも どちらも好きが止まらない。
そんな恋人達を
私はこのエンピツで
何組見送っただろう。
彼女は私に言いました。
「なんで愛は終わってしまうんでしょうね。私はその日が来るのが怖いんです。」
私の日録のサブタイトルの意味、
まさに彼女の言葉が代弁している。
また、
愛が終わる日を知っていて、
ずっと穏やかな愛を現在も保っていて、
でも、その日記は
その来るだろう別離の日を粛々と受け止めるために綴られていたもので
そんな繊細な日記が
ある理由で無残に蹴散らされた。
正直な想いをつづっているこういう場に
なんて現実は意地悪なんだろうという想いも、同時にあり・・・・・・・。
私の彼が「お前からネットを取ったらどうなるのかって、時々不安に思うことがあるよ。」
と、言おうと
やはり私は定期的にネットに時間を割いてしまう。
本件に戻って、
愛し合っている恋人たちが何も直接的には告げずに別離していく。
そのまんなかに居て
お二人の心のからくりをつぶさに感じていた私は、 その別離を
ただ、黙って見過ごす訳にはいかなかったのです。
彼女から
「彼は別離には触れず、仕事がはかどっているよとだけ近況報告をし、
そして、彼が逢おうと言ってくれ、そう言ってくれたことは、素直に嬉しい…」という内容の
メールが私に届きました。
この恋は 未だ未知数の力を保持している。
BBS
2002年11月17日(日)
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