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■ 吾を あざ笑えトビ
「昨日も一昨日も、お休みメール出せなくて、ごめんよ。」
かつての妻子が
泊まりにきて
襖を隔てた隣室で
休んでいると
彼が言う
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
何か明るい調子でおしゃべりしたけれど
その内容を
すっかり忘れてしまった。
そうか、
「あなたがメールをくれないのは、誰かを抱いている証拠。では決して「ない」のだけは確信できるから、私は全然平気。」
そう、
私は確か
そう言った。
「夜のメールが出せないのは、すごく淋しいなぁ。」
と彼が言う。
そして、
と、彼が言う。
私も
彼も
妻だった人も。
なんて
悲しい、
なんて
淋しい。
天(あま) 高く
トビの舞う
秋空に 弧を描き
舞うトビ 下界を いかに知る
鳥なれば
トビなれば
叶わぬ夢など いだくまい
許されぬ恋も なきものを
掃き溜めに
居て 惑う吾を
あざ笑えトビ
携 帯 電 話 | I | 今日はどこにいるの? | He | はい、論理的な君の彼は今、事務所です。(笑) | I | わはは。読んだのね。(笑) | He | 迂闊な事を喋れないね、君には。(笑) | I | 迂闊な事言って言って。寸止め保って書くから大丈夫(笑)。 |
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ということで、秋ですね。下手な詩を寸止め的に、吟じてみました。^^; BBS
2002年09月19日(木)
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