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■ 愛した記憶
元彼が
出張で
都内に金曜日まで滞在していました。
「一緒にお茶でものまないか?」
という元彼からの誘いがありました。
でも
私にあるのは
元彼に対する愛情ではなく、
元彼と恋愛関係に在ったという
甘い記憶です。
それは
既に愛の形をしていない過去の記憶でした。
「都内のどこを回るのよ。」
私はお茶のお誘いに対する答えを避け
出張のブランを訪ねるにとどめました。
今朝元彼からメールが着信しました。
私が
なにもアクションを起こさなかった事で
元彼も
自分の予定を私にそれ以上伝える事もなく。
また転勤先の
地方都市に戻っていったのでした。
一年前なら、
互いに最善の努力を尽くして
なんとか時間をひねり出していた事でしょう。
「残念だ。また今度の機会に。」
という元彼に
私は返信のメールを返しませんでした。
今度の機会は
永久にこない。
私には
かけがえのない彼がいる。
元彼と過ごした日々が
脳裏をかけめぐりました。
確かにあの日々はあり、
楽しく辛い日々もあり、
その記憶だけが
私を
少し感傷的にします。
好きだから、叶わぬ恋だから
感傷的なのではなく、
ただ、
共に過ごした記憶だけが胸に去来し
当時の辛い記憶とあいまって
なぜか胸が痛みました。
携 帯 電 話 | I | ドクターが驚いていたよ。 | He | えっ、なにを? | I | 元彼がね、お茶でもしないかって連絡してきたのって、ドクターに話したら。 | He | そうかぁ、まぁね。 | I | 逢わなかったって言ったら、「ほっとしたよ。」って言ってた、ドクター。 |
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男は、男の気持ちがきっとよく解るんでしょうね。元彼から今の彼への私の感情の推移。一連の流れを唯一把握している、ドクターならでの感想です。 BBS
2002年09月14日(土)
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