るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 あなたに捧げる、 I LOVE  YOU.

彼はビルの意匠デザインをしますから

彼の感受性は、ある部分やはり鋭く深いものがあります。

明るくて

無邪気で

単純そうに見えて、





その実とてもナイーブです。

で、ついでに、やきもちやきです。^^









「イングランドのベッカム、かっこいいね。」

と、私がいうと、

ベッカムファンだったはずの彼が突如、

『ベッカムの野郎』

という風に

彼の呼び方がかわります。





とっても、わかりやすい彼です。^^





ベッカムの色気と、無邪気さと

天真爛漫さと、少年のようなひたむきさに

彼の面影を私は見ます。






口でこそ

「ベッカムのがきんちょさ加減って、あなたにそっり。」

といって私は彼をからかいますが、

本当はすごく誉めている事を、彼はわかっていない。^^







私は、最近彼に

「ねぇ、ベッドの記憶は、いつが一番印象的?」

と、きいてみました。










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という返事が返ってきました。

彼は、





「記憶が混じって、どれがいつのものか判らなくなるのは、二人にとってすごくいいことなんだ。」

と、言うくらいの人ですから

当然

「う〜ん、全部。(笑)」

というアバウトな返事が返ってくると私は思っていたのです。








目覚めた時

いつも傍に彼がいたら

どんな悲しい事がその日に待ち受けていたとしても

頑張っていける。

そんな気がします。






二人でお食事をして

私を送り届けるために満員電車にゆられていた時、

「ねぇ、このまま真っ直ぐ帰らないといけないの?」

と私が言うと、

「あのホテルにまたいこうか?」

と、言って彼は

自分の手による物件に、再び連れて行ってくれたのですが、

この日の記憶が、多分彼の中のベストだと、

私はそう予想していたのです。






はずれてしまいました。^^





彼はいつも言います。

「るり子が、気持ちがいいことが大事なんだ。るり子が感じてくれることが、俺の喜びかな。(笑)」






私が

「ねぇ、二人が繋がっているところが見たいの。」

と、言うと、

彼は私の腰を下から支え、

自分の身体を少しだけ抜いて、私に結合部を見せようと努力してくれます。







私は思うのです。






二人が一つに連なっているのは、その部分ではなく

その気持ち故に

一つなのだと。






これは、

あなたに捧げる

I LOVE  YOU.





携 帯 電 話
Iあまり逢えないから、もぅ、どんな顔していたかわすれた。
He俺はちゃんと覚えているよ。おまえの胸の形や質感だってありあり思い出せるぜ。
Iや・や・ゃ・ゃ、ゃめちくりぃ〜。(汗)
Heおまえの顔を、下から眺めるのは特に好きだよ。イイ顔してる。(笑)
『し・しらなかったぁ、だって私、大抵薄く目を開いているだけだもん。』



男は視覚から欲情し、女はマインドで欲情するんですね。^^;
BBS

2002年07月10日(水)
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