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■ 安全日のカテゴリにあったはずの
複数のクライアントをかかえる彼はいつも多忙です。
彼に対する思いで心がいっぱいになってしまったある日、私は彼に
「六時間ぐらい、まったりくっついていられたら、すごく幸せなのに。」
と、つぶやいてみました。
「そうだね、六時間という事は3時頃待ち合わせをすればいいのかな?」
彼はその私の望みを叶えるべく最大の努力しようと約束してくれました。
他愛ない約束が現実の事となった春まだ浅い日。
雨に煙る都庁を眼前に見るホテルの32階の部屋で、私は彼の到着を待っていました。
「俺が部屋に入ったら、すぐに君とエッチだな。」
そう前日に語った彼の言葉を私は思い出していました。
生理前一週間ほどの時期であり、私のなかの女が、彼を強く求めています。
軽くお昼を済ませていくからという彼に、
食べるくらいの時間があるなら用意しておくから、
食べずに一分でも早く来て欲しいと、私は伝えていました。
今日のマイデリバリーは、京王デパートのデパ地下です。^^;
ホテルの一室で二人だけの食事をとることは、
セックスの延長のような気分だと思う事があります。
本能と快感という部分で、またプライベートな所作という意味で、
それらの行為はとても親密な感情を私に抱かせます。
高層階の大きな窓は二重のカーテンがおおきく開け放たれて、
この日が霧雨であるにもかかわらず、十分に明るく。
「るり子、向かいの窓から、誰かがみているかもしれないよ。」
と、いたずらっぽい目つきで、彼は白昼の明るさのなかに私の裸体を曝しました。
「るり子は、ヘアーが薄いね。ほら、あの窓から誰かみていない?」
いじのわるい彼の言葉に、私は隠微の淵に落ちていきました。
「るり子の声が、廊下に聞こえているぜ、きっと。(笑)」
宿泊を目的とするこの種のホテルは、防音に気を使ってはいない事を、設計士の彼は熟知しているのです。
「るり子、おまえの自由に、俺のもので遊んでごらん。」
そういいつつも、六時間という約束どうり、下から私を突き上げる彼。
(えげつない描写が続いてごめんなさい。でも、忘れないようにここに記録しておきたいのです。)
その後もう一度体勢の上下を入れ換え、再び彼は私を上から抱きしめる形で、私の下腹部に、はてました。
この日は生理直前という訳でもない事を彼は知っています。
でも、コンドームを前日買って用意していたにもかかわらず、それらを使う事は結局なかったのです。
安全日のカテゴリにあったはずの、私の一週間後にくるはずの、その生理がぴったり止まりました。
携 帯 電 話 | I | ほらね、私のいったとおりでしょ? | He | 君にはかなわないなぁ。結婚してたら絶対俺は、君の尻の下だぜ。(笑) | I | そんなことない。少なくとも貴方が帰ってくるのをずっと寝ないで待ってるわ。 | He | 起きて待ってると思うと気を使うなぁ。寝ていて欲しいなぁ。(笑) | I | だめよ、抱いてくれるまで起きて待ってるもん。 |
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戯れに彼が言いました。「結婚していたら・・・・と」 それは何気なく彼の口に上ったものなのか、はたまた含みを持たせたものなのか、私にはわかりません。 時を違えて二度、彼の口からその言葉は発せられたのでした。
BBS
2002年06月28日(金)
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