台所のすみっちょ...風子

 

 

パスタ。 - 2005年10月07日(金)

私は顔はブスだが、小さい頃から物覚えはいい方である。


前にこの日記に書いたかもしれない。

2年ほど前、高校時代の友人2人と話していた時、

3人にまつわる思い出を語る上で、一番細かく、いろんなことを

覚えていたのは私であった。

だが、そんな私に友人達は言うのだった。

「そんなに細かく昔のことを覚えてるなんて、婆さんじゃね〜の?」

心外であった。「すっご〜い!記憶力ばっつぐ〜ん!」といわれこそすれ、

年寄り扱いとは何事でぇい。


今日、スパゲッティー屋でランチを食べた。

「大葉としめじのパスタ」である。

私はその店が結構なお気に入りでとってもお腹が空いていたこともあり、

注文するときもウキウキ!だったのだが、

「おまちどうさまでした」と、テーブルの前に置かれたそのパスタを

一口食べた瞬間、顔をしかめざる終えなかった。

まずい。まずいというより、味がしない。病人食のようである。

塩っけがまるでないのだ。


私はハッ!と思い出した。

これは前にも食べたことがあるではないか。

そして、やはり同じ様な感想を持ったではないか。

二度と頼むか!と心の中でこっそり憤慨したではないか・・・と。

私はそれがまずいということはおろか、食べたことさえも

忘れていたのである。


やっべ。

本当にばあさんかもしれない。


おしまい。


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail