台所のすみっちょ...風子

 

 

現実。 - 2004年02月25日(水)

ゴクミとアレジ夫妻が成田に降り立ったのは、

先週火曜日のことであった。

駆けつけたリポーター達は、結婚9年目にして、

今だ冷めないアツアツぶりを驚きを持って紹介していたが、

私にしてみれば、それは「うん」でもなく「すん」でもなかった。

10年前、パリに行った時、「ここは新宿中央公園?」と

いった感じで、抱擁したりキスしたりする

カップルをこれでもか、というほどたくさん見ていた

からである。

その光景は向こうでは当たり前だそうで、

「日本みたいに以心伝心って言葉がありませんからね〜、
 ああやって、どのくらい相手を愛しているかを、
 表現するんですよ〜」

と、案内してくれた人が表情ひとつ変えずに、

事務的に言っていたのを、今でも覚えている。


で、そんなことも忘れかけていたこの前の土曜日のこと。

その日、私は朝から物凄く頭が痛かった。

どうやら、折からの目の疲れが肩こりを引き起こし

それが頭痛へと繋がっていたようであった。


そこで、今より少しでも楽になりたい・・と、

旦那にピップエレキ番を貼ってもらうことに。

パーマでカールした髪をふわりと手で一つに束ね、

貼って欲しい肩とは反対の方へ寄せ、「ん〜〜、さあ、貼って・・」

とうなじを出すと、

彼は私の白いそれを何度も優しく撫で、呟いた。

「あ〜、もうこの短い毛ジャマだなぁ〜〜!
 これってなんか陰毛そっくりじゃん」


(・・・へっ?)


そういえば、私のうなじを触っていた彼の手は、

撫でるというよりは、ハエでも「しっし!」とはらってる、

という感じであり、呟くというよりは

はき捨てる、といった感じであった。

本来なら色香が漂っているハズのうなじの後れ毛を、

陰毛って・・・陰毛ってなんだよ!


私達も、結婚9年目。

これが日本の夫婦の現実である。


おしまい。


...




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