あまおと、あまあし
2008年07月09日(水)
胎を蹴る君の足待つ夏の庭
はらをける きみのあしまつ なつのにわ
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白い庭のその土が、
生まれたての君の足にやさしくあるように
向日葵の種をかってきた
背たかく伸びたその葉が、
君のために日影をつくるだろう
どれほど日差しがきつくとも
私の手のひらと共に
静かな日影をつくるだろう
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著者 :
和禾
Home :
雨渡宮
図案 :
maybe