七竃雑記帳
桂木 炯



 私、たすたすって呼んでたな・・・

昨日ビデオ中古で買いました
CRAZEのFILM CUSTOMIZE(96.4.27) と
同じくidelize F**K MOVIES(97.4.2)
私中古とかで買うのってあんま好きじゃないんだけど
なんでかって、傷うんぬんの問題じゃなくって
アーティストさんに失礼よねって事でね・・・


でも、この2本買うの2回目なのね
1回目はちゃんとCD店で買ったんだけど
FILM〜はビデオデッキに気に入られて(笑)
取り出したらテープ痛んでて
idelize〜は伸びてた(見過ぎか?)
だから、いいよね今回は「すいません見逃してください」って事で購入


CRAZE・・・
大変、何がって説明が(笑)

現ラインナップ
板谷  祐 Vo
瀧川 一郎 G
飯田 成一 B
菊地  哲 D
       (敬称略)

現があるんですから・・・
ボーカルが、音源になっていない人も合わせれば
今で6代目・・・

97年脱退
藤崎賢一(2001.11よりソロで活動)
99年脱退
緒方豊和(現Thumb Up Boys)
00年脱退
鈴木慎一郎(現BLOOD)


バンドでボーカリストが脱退するというのは非常に
大変だと思うのだが、第一期の藤崎さんは正に
晴天の霹靂以外のなにものでもない去り方であったため
未だに当時のショックを鮮明に記憶している(この私が)


さて、このバンドは全員のキャリアを書くと
本当になにがなんだか分からないほどバンド名が出てきてしまいます
名前としては
Zi:kill D'ERLANGER JUSTY-NASTY BODY THE SLUT BAND
耳にしたことがあるような名前が並びますね
以前居たところなんていうのは、あんまり関係ないように思うので
割愛


問題は
ボーカルが変わるごとに
ファンの動員が凄まじい変化を見せてしまうこと
確かに一期から二期に移ったときには
元々男性ファンも多かったのですが
一気に女性ファンが居なくなったことを思い出します
音自体は、キーが変わったりはあるけれども
個々のカラーを織り交ぜつつ、結局はバンドらしい個性になっていっていました


各メンバーが好きというよりCRAZEという集団が好きな人が
多いように思いますが


音としては
爆音(笑)
いや、ほんと冗談ではないぐらい
慣れるまで何の曲か聞き取れないの!


というか、各楽器を操る人の個性そのままの激しい自己主張・・・
瀧川さんのギターとか聞いてると、始まりの短い部分だけで
あ、瀧川さんだ!って分かってしまうほどの個性(笑)
同じ機材使ってもその人と同じ音は絶対出せないと私が思うようになったのは
この人達のライブに行くようになってからですね
成一さんもそうだし、哲さんも・・・この方はクリック無しで何回叩いても
正確な決まった時間に演奏を止められるという方なんですが
手数はもう多すぎて目で追うもの大変なぐらい
全員が哲さんのリズムを信じて演奏してます、昔、瀧川さんが
「自分のリズムは捨てた」と言ってしまったほど


だからボーカルさんは
もの凄いプレッシャーなわけです
第二期の方はCD音源と生では全く声が変わってしまった程
マイクを通すとはいえ、張り上げていないと負けてしまうといわんばかりに
シャウトしていましたから


ステージで時に音がケンカみたいになってたりもしますが
不思議と違和感や嫌さはないんですね聞いていて
最近では、お客さんをステージにあげて
今まで自分が弾いていた楽器で、コピーをさせてしまうコーナーが
ありまして、それは、あの場所にあこがれている人にとっては
夢のようでもあるんでしょうけれども
初めて顔を合わせた人たちが、いきなり本人の目の前(というか横に立ってる)
ファンの前で演奏するんですからかなりな緊張感でしょう(笑)
で、ご本人方は、微笑ましいにプラス、俺らのコピーやるってことは
そんぐらい弾けるよな?的なニヤっとした笑顔で見ているわけです
ステージ上の人たちが、いつまでもやんちゃで
闘争心を失わない男達なので、それはもう
ファンも憧れる男の子達で溢れかえってるわけで



えーとライブ会場ね
昔・・・イス壊しました(告白)
私一人がじゃないんだけど・・・私もそこにいたから同罪だろうね
座席があるホールがライブハウス化する様を見たことがありますか?
そんで、演奏止めないで、そのまま曲やっちゃうのも?
ある種暴動が目の前で起こっているような状態を
楽しんでしまう余裕もある彼らなのです・・・でもその後
出てくる問題にちゃんと立ち向かうのも彼ら
どこまでも男気のある選択をして今まで来た人たちですね


オールスタンディングになってからも
あらゆる危機に対応した形で
ずっとライブをやりつづけています


私はTRANSTIC NERVEに行くたび
安全だなぁって思うし、なんでそのくらいで怒るんだろうとか
思う所以はここにあります



CRAZE最前列:
まず、自分の背中と胸に何十人分の
男子の体重がかかると思ってください

そしてメンバーさんが近づくと(特に瀧川さん)
両耳の横から何本もの腕が千手観音状態に突き出てきて
自分の腕を見失う瞬間を思い描いてください

そして、身長の低い自分の頭の上に
時折後ろの見ず知らずのお兄さんが顎を乗せて休む様も同様に

幕間で完全に体重をかけて休まれるのも

ダイブで人の頭を泳いできたファンに
ステージに着地する瞬間に全体重で手のひらを踏まれる
及びかかと落としが脳天を直撃するのも

そして真後ろの人間の膝が自分の膝裏に
膝カックンのようにはまりこんだまま
他人のリズムで揺り動かされるが動けないので
マリオネット状態な様・・・(酔います)

近づいてきたメンバーさんを
引きずり込もうと船幽霊のように腕が伸びてくる様

本気でシャレにならない、さすがに百戦錬磨の方々なので
尻餅などをついて客席側には落ちないようにしていた
が、立ち上がれずにいた瀧川さんのお尻をなぜか持ち上げるアンドレさんと私・・・(笑)
そうしないと転げ落ちそうだったんだよこっちに!
みんなすっごい引っ張ってるんだよ客席側に!だから落としてどーすんだ??
ファンの腕をスタッフさんは、払いに払っていたが
あからさまに「支えるぜ」体勢でいた私たちの腕は
結局払われなかったと記憶している

となりのねぇちゃんがTシャツの首部分を思いっきり
引っ張っていたため、間違いなく散歩中の犬のように
オエってなっていた瀧川さん・・・や、さすがに見てらんなくて
「もうええやろ?」って口は笑ってるが目は笑ってない状態で
手を掴んで離させた私
ちなみに親指は思い切りツボにめりこませていました(怖いな私)



そしてメンバーさんが飛んできて
そしてまた引きずり込むのでほぼ将棋倒し状態になるが
後ろの人のためにも倒れてはならない様


等々を(まだまだある)
想像してみてください・・・(できるか!)


そんななので
大抵のライブって平気
でもね、お嬢さんばっかりのは無理だ・・・
タガがはずれてるわけではないからね
ちゃんと冷静だからね怖いんだよ


何の話やったかいのう・・・・?

まー最近ご無沙汰してますが
TRANSTIC NERVEの次に本数行ってるバンドさんなので
ちょっと思い出してみた
歴代で一番好きなのは鈴木君かもしれない
一番しっくりおさまってた・・・というか
若い子がはいったからって全員が一瞬妙に若返ったんだけどね(若づくりとも言う)
自分が若すぎて、一緒にやってていいか分からなくなって辞めたんだよね
緒方さんは・・うん頑張ってたなぁ
藤崎さん・・・私一時似てたのね、だからアンドレさん
未だにろっどって呼ぶのよね、いやいや
なんだかんだ言って長く勤めてたんだけどね、たまーにね
何かこう片鱗見えてたよね、雑誌とかで話してるのとかちょいちょいずれてた



でも不思議なことに
歴代の人たちの今の音を聴くとねピンとこない
やっぱ私「CRAZE」の音になると好きなんだろうね
板谷さん・・・で、たぶん最後だと思う
決定メンバーだと思う
また、行こうかな
あ、秋トランスでお金ないや・・・


ちなみに
のばしたテープは何で伸びてんのか何となく分かった

成一さんが超格好いいから・・・(最悪)

でも私この人すごい好きだったんだよ(過去形?)
音もね、さり気なく難しい事してたりしてね
格闘好きで、礼儀正しくて、読書家で、芯がしっかりしてるの
静かに怒ってたりするんだけど、表に出さない、でも基本的にお人好しなのよね
でも、何人かの去っていったメンバーに対して
後になって一番正鵠をついて厳しく言っていたのもこの人・・・だったよ(笑)


任侠体質だね・・・(いや、全員そうなんだけどここ)


ま・・・まとまんない
格好いいロックが聞きたいと思ったら
聞いてみると良いかも
でも、先にライブいったほうが良いとも思う
熱さが違うからね客もステージも、魂のぶつかり合いを毎回やってます(笑)
あのね、後ろの方はすんごい安全なの
動かない人も多いの、みんな各自弾いてる手元とか
そっち見る方に真剣なの



今日のR嬢;

えーと
昔の話だね

「覚えたで!名前!」


「ぐれいず」


ま・・・混ざってないか?どっかの大物と?

そーいやここだけは
ついぞ一緒に行ってくれなかったなぁ?
行く?今度?(笑)


2002年08月21日(水)
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