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■かなしい気持ち
悲しい気持に支配された頭が、クラリと揺らぐ。
肌がボロボロ。 過食気味で吐いてしまう。
白い手。 白くて細い手が頭蓋を通り抜け、 脳に触れて記憶を消すイメージをつくる。
フラットに。 フラットにフラットに。
傷つくのは嫌。 苦しいのは嫌。
話をややこしくしているのはやっぱり私?
私があなたを好きにならなければ、 私はあなたにとっていいものであれたのかもしれない。 もしもに、意味は、無いけど。
悲しい気持に支配されながら 彷徨うように意識はフラフラと記憶を辿る その姿を有り様を仕草を 私の中の何が恋しいと思うのかな。
項垂れる首や肩を。 柔らかそうな髪を。 尖らないなだらかな声を。 シャープな横顔。 キツイ目。 大きな口で笑う。 私の前では、項垂れて顔を伏せて笑う。
その率直を。無邪気を。 電話越しの声に混じる草臥れを。 溜息をつかない強さを。弱さを。
あなたに素敵な恋人が出来たらいいのに。 暖かく柔らかく、明るく。 私と似ていない人があなたの側にいたらいいのに。
2006年01月31日(火)
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