告白は喉の奥
L.ニトロ



祈ることすら疑う


この身に消えない絶望を抱えて、生きていかなきゃいけない理由がわからない。
納得できない。

それなのに生きているのには、もちろん理由もある。


思いやりのない独善家には、幾ら尊敬できるところがあっても、どんなに自分を説き伏せても信用が生まれない。
私はあなたを信用してません。だからです。
それが答えなのだと、言う気にもならないのは、諦めているから。
その素敵なお脳ではご理解になれない事かと存じます。
まあ。置いておいて。


希望を持つ事が絶望を深くする。
だから私を期待させる何かに出会わないように、息を殺してそうっと生きている。
崖の縁を、手に持ったコップの水を零さないように歩くみたいに。
希望と絶望と。
どちらに傾いても報われない。
それでも生きていかなきゃいけない理由は?

それなのに、私はあなたに生を望む。
それが例え他の誰かよりも弱く、「どうしてもダメな時は仕方ないよね」なんて言葉を、いざという時のために後ろ手に隠していても。
それでも私は、


…私は、







すごく私信。
「水槽の中の魚」(…多分)という、トップに女の子の写真が表示される日記を書いていらした方。
…読ませていただいていたのですが、見失いました。
まだ書いていらっしゃいましたら、また読ませていただきたいです。

ええとまあ、どっちにせよ、お元気で。

2004年06月10日(木)
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