今日もガサゴソ
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私が本を熱心に読むようになった背景には 飢え、があったと思います。
物語を楽しみ始めた頃に 学校火災で図書館が焼失してしまい 各教室に置かれた木箱の学級文庫では 物足りなさを感じたこと。
小学6年のとき、右耳の手術を繰り返したため 長い入院生活を送り、 そのとき、本当に、本に飢えを覚えたこと。
学生の頃、当然のように貧しくて どうしても手元に置きたい本を なかなか買うことができなかったこととか。
特に、中学生になってからの読書は 楽しみのための読書というよりは 苦しみのための読書みたいになってしまいました。
長く入院したりして、亡くなる人たちをたくさん見て 人生の意味について、自分なりの答えを 見つけたかったのです。
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