今日もガサゴソ
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2002年11月13日(水) 本が頼りだった 2

私が本を熱心に読むようになった背景には
飢え、があったと思います。

物語を楽しみ始めた頃に
学校火災で図書館が焼失してしまい
各教室に置かれた木箱の学級文庫では
物足りなさを感じたこと。

小学6年のとき、右耳の手術を繰り返したため
長い入院生活を送り、
そのとき、本当に、本に飢えを覚えたこと。

学生の頃、当然のように貧しくて
どうしても手元に置きたい本を
なかなか買うことができなかったこととか。

特に、中学生になってからの読書は
楽しみのための読書というよりは
苦しみのための読書みたいになってしまいました。

長く入院したりして、亡くなる人たちをたくさん見て
人生の意味について、自分なりの答えを
見つけたかったのです。





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