いっしょくんの日記

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2002年06月15日(土)  味覚


 おいしい物がたくさん手に入る時代です
 
 お料理は、何かを作り出すという
 創造の世界
 食べてしまうと消えてなくなってしまうけれど
 それは血となり肉となる
 大切なものです

 今日はお友達の家で
 大勢集まって
 お料理を作りました
 
 それぞれの知恵と工夫を出し合って
 レシピ持ち寄り交歓会とでも言うのでしょうか
 
 お友達のお料理は
 ゛素材゛を大切にする物
 香辛料や調味料を使わずに
 作るのです
 なんとも想像すると
 味気ないような つまらないような
 それでいいのかなという感じを受けるかもしれないですが・・・
 彼女が持参したお塩・・・
 なんと ゛ピンクの塩 ゛なのです
 何でもパキスタンの塩だとか・・・
 ミネラルをたっぷり含むのだそうです
 そして不思議なことに そのお塩
 なんとも・・・おいしいのであります
 味付けをしないお料理に
 そのお塩をガリガリと挽いてかけると
 その素材の味が生きて
 とにかく・・・・おいしいのです

 日本ではコンビにでもスーパーでも
 塩は簡単に手に入るもの 
 塩に対する意識も、辛くなればいい
 という人も多いことでしょう
 パキスタンでは 塩は貴重品で
 いくつもの山を越えて  
 売りに来て 手に入れると聞きます

 そんな塩を日本にいながら
 食べていることも贅沢なのですが・・・
 
 塩を食べ物にかけることを発見した人は
 すごいと思いました
 何にかけてもその素材の味を引き立てる「塩」・・・
 取れる場所によって
 栄養素が違ってくることもすごい!
 
 もっともっと「塩」を見直そうと思いました

 ・・・私も 誰かの「塩」になりたいな・・・



       味



   辛い  甘い  苦い  酸っぱい

   味には色々ある

   想い出の味  懐かしい味  忘れられない味

   味には情景がある

   好きな味  嫌いな味  耐えられない味

   味には感情がある

   
   口の中で感じた味を 

   言葉にできるって
  
   素敵だね


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