三楽の仕事日記
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2017年03月11日(土) |
情報リテラシー教育のこれからを考える「盛山隆雄先生」に参加 |
3月11日。けっして忘れてはならない日。(セミナー会場の)皆さんと黙祷。
今日は「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」に参加のため、早朝から仙台へ向かう。今日の講師は筑波小の盛山隆雄先生。もちろんこの先生の講演を楽しみで出かけるのだ。
新幹線の中では、滞っていた原稿書き。4時間余もあるので、仙台に着くまでに完成。前回紹介していただいた牛タンのお店で昼食。そして地下鉄で移動。東北大学大学院情報科学科棟へ。
盛山先生の演題は「プログラミング的思考を育てる算数授業」。簡単にプログラミング思考に触れたあと、すぐに算数実践を通してのご自身の主張を1時間。
盛山実践の魅力がしっかり伝わる講演で、授業作りに際して大切にされていること(教材研究の重要性、導入から展開への工夫、子どもとの関係づくり、子どもの発言の価値付けとつなぎなど)は、全面的に共感できることばかり。書籍を通して盛山実践を数多く知ってきたが、生(笑)盛山先生からの主張に大いに賛同。
特に最初に紹介があった事例は、僕が30歳ごろにやり始めた「17段目の秘密」と同様。嬉しい講演開始。
堀田龍也先生が指名していただけたので、思いを発言。盛山実践の土台にあることは「学級経営」。隣の子の発言(情報)を互いに大切にして、学び合える環境作りがされていること。子どもの発言に数学的な視点からの価値付けがされていること。これが重なっているからこそ、あのような子どもの発言があること。これに注目しておきたいと述べる。
メモしておいて忘れていたのが、盛山学級では試行錯誤発言が推奨されていることがあるのではないか、ということ。だからこそ、子どもがあれこれ言うのだ。プログラミング的思考には試行錯誤が必要だという考えの基、感じていたことだが、伝え忘れたので、ここにメモしておきたい。
懇親会を中座して、EDUCOMの野尻さんと東京まで一緒。初めて互いのこれまでの人生について語り合った1時間30分。忘れられない仙台から東京までの時間となった。
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