三楽の仕事日記
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2015年03月19日(木) |
米朝師匠がお亡くなりになる |
いつものように出勤。打合せ直後から、今日も面談を始め、続ける。ようやくほぼ全員との面談終了。あと数人残すのみ。来年度組織はほぼ固まる。
新しい学校づくり事業実施にあたって、業者さんとの相談を始める。何人かの職員の考えも聞き、方向性を決定。
こういう時期であるので、観点を決めて文書整理など。事務処理も進めて退校。
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いずれはこういう日がくると思っていたが無念。僕を落語の世界に引き込んでいただいた桂米朝師匠がお亡くなりになった。もし米朝師匠の芸を知らなければ、落研に入って落語を演じたり、小牧落語を聴く会の世話人となったりは、けっしてしていない。
米朝落語との出会いは衝撃的だった。
高校時代にあった週1回の形式的なクラブ。(ちなみに部活動は水泳部に所属)。落語鑑賞クラブがあったので、とりあえず入った。そのクラブは落語好きな顧問が持ってくる落語LPをただひたすら聞くというのが活動。
それでも十何人の男子生徒が所属。三遊亭円生、三遊亭金馬など、名人落語を聴かせてくれたはずだが、LPを聞いているだけでは笑いが起きるはずもない。自分も含めて、みんな時間が過ぎるのをじっと待っていたというのが正直なところ。入らなければよかったと何度後悔したことか。
こんな暗いクラブの教室に、笑いを起こした落語があったのだ。自分だけではなくて、全員が初めて声を出して笑った落語。それは桂米朝師匠の「軒づけ」。この落語は爆笑落語ではないが、落語を聴いているうちに、ボケが「うなぎでお茶漬け」と仲間に言っている風景が鮮明に浮かんできて、その様子が面白くて、面白くて、声に出して笑った。これまで笑いなんかだれも起こさなかったのに、この人は凄い。これはだれ?桂米朝!上方落語!
桂米朝という落語家が頭の奥底にしっかりとインプットされた。それから米朝落語を追っかけるようになった。大学時代には大阪に泊まり込んで、「米朝十八番」という6日間連続独演会に出かけた。
小牧市教育委員会から「市民落語会にだれを呼ぶといい?」と聞かれ、迷うことなく、「桂米朝師匠をお願いします」と即答。平成15年11月8日に小牧市北里市民センターで米朝独演会実現。そこでの『天狗裁き』は、落語評論家、落語通らが言うところの落語の神様が米朝に乗り移ったといわれる絶品落語。
楽屋を訪問し、一緒に写真を撮っていただいたときのものがこれ。緊張しまくりの僕。
米朝師匠がお亡くなりになった。僕の人生をとっても豊かにしていただいた米朝師匠。ありがとうございました。ご冥福を祈る。合掌。
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