三楽の仕事日記
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2013年07月20日(土) |
バスケットボール準決勝と親子講座「雀太」 |
早朝から22日愛知教育大学教職大学院の集中講義に登壇させていただくためのプレゼンづくり。
依頼をいただいたきっかけは、朝日新聞に掲載された記事「愛される学校づくり研究会の取組」。授業科目「自律する学校づくり」の中で、「愛される学校づくり研究会」のことを中心に話をさせていただく。
もっとも愛される学校づくり研究会が、自分にとっての組織を離れた勉強会(研究会)ではない。校内、市内で始めた「振気会」、参加対象を広げた「たくみの会」、さらに広域になった「元気な学校を支援し創る会」という前身があってのこと。このあたりのことから話を始める。受講者がどのような感想を持つかは講師の楽しみ。仲間と共に課題意識を持ち、学び続けている集団があることを伝えたい。
講義のもう一つの依頼は、学校づくりの実践例紹介。キーワードは保護者との連携・協力。ならば我が校のことを話すしかない(笑)。「PTAの部屋」にはネタが満載。
頃合いを見て、勤労センターへ出発。バスケットボール男女とも準決勝。なんと相手はともに桃陵中。
先にスタートとなった女子の試合。前半の好ペースが続かず、後半は追い付かれ、追い越されて、点差がつき、惜敗。ファインダーをのぞきながら、普段の彼女らの頑張り映像が頭に浮かび、涙が出てくる。シュートのたびにゴールに吸い込まれることを懇願するが厳しい結果。顧問にもかける言葉を失う。けっしてこれまでの頑張りは無駄になるまい。精神的にも体力的にも鍛えられた彼女らに賛辞を送りたい。
続いて男子の試合スタート。親子講座のため1クオーターを見て中座。10点差がつく好スタート。(しかし、届いた結果は男子も惜敗とのこと。ああ、残念)
勤労センターから岩倉駅へ。雀太さんお迎え。学校へ到着。高座を見てもらい、準備完了。100名は参加があるのではと思っていたが、雀太さんが高座で「70席ほど椅子を並べてもらいましたが、そんなに必要なかったようです」で笑いがとれる状況。人に集まっていただくのは本当に難しいこと。開始前にへこたれる。
校長挨拶。会場の固さが気になり、中学生相手に少々のいじり。これが成功。ネタが次から次へ浮かび、雀太落語との出会いが今後どれほど価値あるものになるのかを柔らかく強調。お役目完了と思い、雀太さんを呼び入れる。
1席目は「青菜」。「まくら」から大爆笑。子どもに媚びることなく、大人向けの落語をしっかりとお願いしたように、きっちりとした上方落語。もちろん雀太ワールド。初生・落語でこの雀太落語。一気に落語ファンが増えたに違いない。
隣に座らせていただいてインタビュー。まったくの打合せなし。雀三郎師匠の落語稽古、雀太さんの目指す落語世界など、貴重な話を引き出せたと自負。楽しくて25分もインタビューをしてしまうという、プロジューサーとしては失態。客席の集中力と笑いは変わらず。むしろ上昇。結果としては問題なし(笑)。
2席目は「代書屋」。いやあ凄い。立場を忘れて大笑い。噺の本質を変えず、こんなに工夫ができるとは!雀太ワールドから、松本留五郎ワールドに会場は一色。これだね、雀太さんが求めている落語世界は!
許されるなら、明日もあさっても、毎日でも雀太落語を聴いてみたい。こんな気持ちにさせてもらえた落語家は久々。お客さんが何人であろうとかまわない(笑)。こんな企画をして、地域の皆さん方に提供している学校なんて全国にあるまい。この分野(どの分野(笑))では日本一と堂々と胸を張りたい。
皆さんで片づけをしてもらって、無事終了。19時から雀太さんを囲んでPTAさんらと懇親会。雀太さんが目の前。落語世界について聞きたいことだらけ。他の方の話題を奪うようにして落語談義。
今回も親子講座は大満足。僕の飛んでもない(笑)発案に賛成・協力していただき、こうして懇親会まで催していただけるPTAさん方に大感謝。我が校の温かさが雀太さんにも伝わったはず。本当に幸せな校長です。
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