三楽の仕事日記
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2012年08月05日(日) |
第1回親子で学ぶ小牧中学校(桂紅雀さんを招いて) |
早朝から原稿書き。目途が立ったものがあって気分は上々。
9時30分から味岡児童館をつくる会運営委員会へ。ところが9時開始だったとのことで、結果として遅参。申し訳ない。来年1月の児童館オープニングイベントのことについて、いよいよ本格稼働しなければならない時期。実際に考え始めてみると、ものすごく多くのことを考えなくてはならないことに気づき(今頃気づいたのかとツッコミが入りそう(笑))、焦りの心境。会長と互いに詳細案を作って検討することをお約束。ここまで皆さんでやってきた団結力を今こそ発揮しなければならない。
場所を移動して、現在の味岡児童館で児童館サマーフェスティバルの打合せ。当日、僕は取材班として動くことになっているので、ここでも会長と打合せ。
帰宅して再び原稿書き。本日の第1回目親子で学ぶ夜の小牧中学校のことを考え始めたら、いくつかの準備不足が気になってきて、予定より早めに学校へ。
教頭さんと校務さんで舞台づくりの最中。有難い、有難い。こうした献身的なスタッフに恵まれているからこそ、こういう企画ができるというもの。僕も汗だくになって準備。そしていくつかのお願い。
3時30分、お持てなし精神発揮しましょうというPTAのOBのお二人とともに、大府市役所へ紅雀さんお迎え。車の中ですでに大盛り上がり。
入門18年で東京では真打格(大阪ではそういった制度なし)なので、師匠と呼ぶが、極端に嫌がられるので、紅雀さんと呼ぶことに変更。
大府から学校へ向かう車の中では、ディープな落語論。紅雀さんが落語の世界を通して何を語ろうとしているか、その世界に行き着くまでにはどうしたらよいのだろうかなど、まさかこんな深遠な話になるとは思っていなかったが、僕にとっては極上の時間。これだけでも満足。
学校へ到着。すでにPTA役員の皆さん(特に女性陣は浴衣姿)や我が校の強力なスタッフが動いていただいていて、受付からとっても良い雰囲気。特製高座も申し分なし。予想を超える60名ほどの参加者があって、こちらも申し分なし。
いよいよ開始。僕が会の趣旨説明をして、紅雀さんの高座へ。落語のイロハから入って、演目は「時うどん」。仕込み段階からよく受けて、対比の面白さを皆さんに楽しんでもらった高座。
続いて、僕からインタビュー。キャリア教育を意識して、落語家への道をお聞きする。特に15年ぶりに最後の弟子をとった枝雀師匠。そのあたりの経緯をたっぷりと。途中で落語稽古風景再現。皆さんの食いつきがよくて、予定よりずっと長く対談。
2席目は「向う付け」。葬儀の話で、はたして中学生に受けるのだろうかと思ったら、これが「時うどん」以上。主人公のキャラがとっても上手に描かれていて、これぞ紅雀さんが目指す世界。
皆さんで片づけをして、一時解散。場所を変えて、紅雀さんを囲んで懇親会。本日、3回目の落語を聞いていると言ってもいいほどの面白い話が続く。
23時を回ったこともあって、後ろ髪を引かれながらの懇親会終了。今日の1日でどれほど多くのことを学んだことか。このような企画提案を快く受け入れ、これまでも当日もこんなに応援していただけるPTAの皆さんや、我が校のスタッフに改めて感謝して、横になる。とってもいい1日が終わってしまった。
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