三楽の仕事日記
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2012年05月12日(土) まさに上質な学校評議員会と言ってもいい有難い懇親会

 午前は附属名古屋中学校で開催された愛知数学教育研究会役員会に幹事として出席。終了後、本市の庶務さんとこの1年の計画について相談。これまでより一歩取組を進めたいという僕の考えを伝え、案を練っていただくように依頼。

 本年度第1回教師力アップセミナー参加のため、大口町立大口中学校へ移動。大口中学校は開校時の内覧会で訪問した以後、初。その建物の素晴らしさは格別。

 講師は中津川市立蛭川中学校の長瀬拓也先生。運営委員長の酒井先生が3年前から登壇を依頼していた先生で、本セミナー最年少の講師。教職9年目。「教師のための成長戦略マネジメント 〜ライフヒストリー・アプローチをもとに〜」と題した2時間。

 「教師の道を歩み始めても辞していく仲間を救いたい」
 この一心で様々な活動をされておられる。これだけでも頭が下がる。

 自身の歩みをありのまま、ストレートに語られる姿に教職34年目を迎えた僕も大いに刺激を受け、これまでの自分自身の歩みを振り返りながら聞き入る。

 長瀬先生の語りの中では、一番影響を受けた(受け続けている)という佐藤正寿先生をはじめ、僕が学んできた方々の名前が次から次へ出てくる。「発信することで受信できる(佐藤正寿)」など、ご自身が座右の銘とされている文言にも共感。本年度第1回目も、とてもよいセミナーだった。長瀬先生を登壇に導いた酒井先生の勝利!

 夕刻から、光ヶ丘中おやじの会の皆さんが開いてくださった「おかえりなさい懇親会」に参加。光ヶ丘中に戻ったわけではないけれど(笑)、いつまでも心にとめていただいていることが有難く、お声をかけていただき、喜んで出かける。

 3時間余の話題は、(信じられないと思うけど)すべて学校教育。ここが皆さんの凄いところ。学校勤務者はもちろん僕だけ。
 
 例えば、市内小中学校HPをよくご覧になっておられる。この4月からの光ヶ丘中HPの記事の質が明らかに向上していることは皆さんが認識。学校が評議員会での指摘をきっちり受け止めた証と明言された。光ヶ丘中おやじの会なので、自身のお子さんがすでに通っていなくても、ご覧なられることは理解できる(本当はこれさえ凄いこと)が、なんと小牧中HPについても、次から次へコメントをいただいた。

 まずは「PTAの部屋」の設置はもちろん、その発信内容に大いなる称賛をいただいた。「校長の思いをしっかりと受け止め、保護者の立場からさらにフォローをしている記事が並んでいる」とは、教育評論家以上のコメント。「PTAの部屋」はまったくお任せしているページで、僕の取組ではないが、こんなに嬉しいことはない。ぜひPTA役員さんに伝えたい。

 「わかりやすさが一番です」というコメントも嬉しい。学校HPについてのコメントだけではなく、これは僕へのコメントでもある。僕はとりわけ、オープン型で、わかりやすい人間らしく(笑)、「わかりやすい腹黒さがある(笑)」というコメントはこれから深く考えてみたいけれど、褒めていただいたと素直に喜びたい。

 「ABCDの原則」は会社経営や部下の育成においても、大いに役立つ言葉で、「使わせてもらっていますよ」というコメントも嬉しい。

 「ペーバーレス職員会議」の取組、食育を意識した今日の給食記事、図書ボランティアの活動等にも評価をいただき、3時間余の学校評議員会を開いていただいたような気分。数々の元気が出るコメントに涙が出る。みなさんに大感謝。

 そうそう最新刊「学校がよくわかる本」も、タイトル通り、わかりやすいと評価を受ける。中には「気に入ったページをコピーしていつも持っています」という方もあって、実際に見せていただいた時の感激はひとしお。「今のお気持ちをぜひ皆さんに伝えていただき、1冊でも売れるようにお願いします」とお願い(笑)。

 思いのほか外気温は低く、体は一気に冷気に包まれたが、心の中は皆さんの言葉でほこほこ。いただいた言葉を反芻しながら帰宅。そこから一気に記憶喪失状態。


2011年05月12日(木) 角田明先生を囲んで
2010年05月12日(水) 青島広志の音楽教育講演会を楽しむ
2009年05月12日(火) 電話で他県の状況把握
2008年05月12日(月) 月刊プリンシパルに原稿
2007年05月12日(土) 佐藤正寿さん教師力アップセミナー登場!
2006年05月12日(金) 松下教育財団贈呈式出席
2005年05月12日(木) 道徳授業「あいさつ」
2004年05月12日(水) 校長会議&舞台芸術事業推進委員会
2003年05月12日(月) う〜む