三楽の仕事日記
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まずは昨日の決裁処理。県人事担当者会での文書を熟読。制度変更についての理解で、午前中終了。
午後は次回校長会議での所管事項説明の内容検討。所長・支所長会議や人事担当者会での資料からピックアップ。提供資料検討。
道路崩落で検討が必要となった国立若狭湾青少年自然の家で研修中の蟹江中学校の帰校方法について、随時情報が入る。夕刻には帰校の目途が立ったとの連絡が入り、安心する。
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教育事務所指導課で角田明先生を囲む会を開催。角田先生は本日は日進市、明日は春日井市、翌日は浜松市で講演とのことで来名中。すでに予定が入っていたところに無理を言って、時間をとっていただいた。
様々なお話をお聞きする中で、角田先生は、校長には「人に頼る力も必要である」と言われた。今日の僕はまさにそのとおりで、指導課の皆さんに角田先生の学校経営論を直接聞いていただくことで、さらに力量を高めていただきたいという一心。このような気持ちで、冒頭では次のように挨拶。
家庭の教育力低下と嘆くことはだれでもできるが、3年間にわたって親塾を開催した校長は他に知らない。 地域との連携を掲げている学校はほとんどだろうが、地域へ学校のグランドデザインを明確に示した校長は他に知らない。 お聞きすると本日は日進市の教職員総会で講演とのこと。日進市は昨年度も角田先生の講演会を開催している。魅力いっぱいの先生からぜひ学びましょう。
2時間余の時間のうち8割は角田先生が話をしていただいた。ご自身で「茅ヶ崎の異端児でした」と称されていたが、初めて聞く学校の常識を覆すような話にびっくりした表情を続ける所員。僕は充実感で満腹。2004年5月22日、初めて角田先生にお会いした日の仕事日記を読み返して就寝。
浜之郷小→大瀬校長→茅ヶ崎市→緑が浜小、角田校長という順で知った角田明氏。一度、その学校へ訪問しようと思っていたが、ご家庭の事情があって今年度退職。浜松で講演会があると知って出かけた。自分のように校長職のあり方を学びたいと岡山から来た方もあった。
「心を開く」教師の授業づくり〜教師自らを理解させる手だてのいろいろ〜と題した講演。「学校を開く」という言葉が一人歩きしている。開くとはどういうことなのか、開いたら閉めることも考えなければいけないという投げかけから始まった講演。ある意味、浜之郷小以上の学校改革を手がけてきた方の話はさすが説得力がある。「開いて己を押し出せ」、開いて相手が関心を持ってくれたときに、積極的に自己発信せよということと理解した。辣腕校長だったので厳しい感じの講演かと思っていたが、つねに笑みをもって語られ、聞き手を包み込むような感じの講演だった。リピータの方が「先生の話を聞くと元気が出るんですよね」と言ってみえた。いい方をまた一人知った。
講演後、挨拶へ。そこで感激。申し込みメールの署名から、私のホームページをご覧いただいていたとのこと、4月から校長職になったこともご存じだったとのこと、「落語でもやってもらおうかと思っていましたよ」とにこにこ顔で言われた。まさに心を開いてしまいたくなった瞬間。「いい校長先生でした」と言われる所以を垣間見た。
2010年05月12日(水) 青島広志の音楽教育講演会を楽しむ 2009年05月12日(火) 電話で他県の状況把握 2008年05月12日(月) 月刊プリンシパルに原稿 2007年05月12日(土) 佐藤正寿さん教師力アップセミナー登場! 2006年05月12日(金) 松下教育財団贈呈式出席 2005年05月12日(木) 道徳授業「あいさつ」 2004年05月12日(水) 校長会議&舞台芸術事業推進委員会 2003年05月12日(月) う〜む
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