三楽の仕事日記
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2012年03月29日(木) 小牧市初任者研修に参加

 9時から特別な事情による辞令伝達式。所長として訓示。その後は講師任用書類決裁と問い合わせへの対応文書作成で午前が終わる。

 年次休暇をとり「小牧市初任者事前研修会」に参加。研修の一つ目は、野中信行先生からの講義。会場には初任者だけではなく、管理職、初任者指導担当、今年度1年目を終えた教員などの希望者も着席。

 この時期、野中先生はまさに東奔西走で、全国各地から招聘を受けて、「子どもたちとの関係づくりをする縦糸、横糸の張り方」「クラスづくりは3・7・30の法則」など、ご自身の実践に基づいた学級づくり法を伝授されている。

 小牧市としては4年目。辞令発令前の初任者研修実施にびっくりされる方があるが、他の自治体でも徐々に広がりつつあるようで、野中先生からは「小牧市が先鞭をつけたのですよ」というコメントあり。野口芳宏流にいえば「いいことはやればいい」ということになろう。

 講義はますますシャープに、具体的に、さらに濃密にという具合で、これで小牧市の初任者は4月5日までに、学級崩壊を起こさないために、数々の準備をして臨むはず。本日の研修で、一般の初任者より、二百歩ぐらい先を歩めたのじゃないかな。

 僕は講義内容はもちろんだが、野中先生からの問いかけ(選択肢方式)に初任者はどの項目に手を挙げるのかも勉強になる。ある問いかけに「一人一人に寄り添う」という選択肢を全員の初任者が選んだ。ベテランでも美辞麗句にひっぱられ選びそうだが、野中先生からは「この場面ではそんなことをやっていてはいけません」(こうまで言われなかったのかな?)とズバリ。その後、現実的な対応を伝授。このように講義は進むので2時間30分はあっという間。

 講義の後、中川指導主事と共に、さらに野中先生から30分間お話を伺う。これも濃密な時間で、極秘情報もありの実に有益なひととき。ありがとうございました。

 研修の二つ目は資料によると、「初任者のための事務処理」。レジュメを見ると、これも実にいい内容。レジュメのサブタイトルは「事務職員から見て、仕事をする上で気を付けてほしいポイント」。

 項目は「1 給料について」から。「先生・公務員の給料は高い→給料に見合う仕事をしてほしい」から始まり、その裏付けが書かれている。「2 よく聞くこと、尋ねること、報告・申告について」「3 時間とお金(予算)は限られている」と項目は続く。貴重な資料をいただいた。

 帰宅して久しぶりに細かなデータ入力作業。目がしょぼつき、一旦横になったら、そのまま(笑)。


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