三楽の仕事日記
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2011年10月24日(月) |
自ら関連付ける子どもたち |
愛西市立開治小学校へ。学校訪問に同席。学校概要説明を聞き、全学級の授業と指定授業を参観。
学校運営について話を聞きながら、頭に浮かべたのは経営コンサルタント・船井幸雄さんの「包み込み経営」という言葉。まずは、まるごと包み込み、その中で子ども、教職員、学校、地域のよさを生かしていこうというのがその精神。校長先生のお人柄によるところも大きい。
子どもたちの発言を聞いていて感心することが続いた。 「私も○さんと同じだけど・・・」 「□ちゃんとは違って・・・」 「△くんの意見で、考えが変わったのだけど・・・」 「僕は・・・と思うから、☆くんと同じです」 こういった発言をいくつかの教室で耳にすることができた。 子どもたちは互いの意見をよく聞いていて、(大人でもできない人がいるのに)自ら関連づけようとしている。努力目標に掲げられた「話し合いの充実」がここで具現化しているな、とうれしい気持ちになった。
事務所へ戻り、いつものように文書決裁。届いた資料を見て、深く考え込んでしまうことあり。しばし茫然。
***
事務所の二人と名古屋大学へ。地下鉄乗り換え駅で声をかけられる。お聞きすると、僕が附中勤務時代に講師で勤められていたとのこと。「学習会へ向かっている途中です」とお伝えすると、では「私も参加します」と即座に表明されて、正直びっくり。
学習会は19時から21時45分。今回の講師は小牧市立北里中学校長の安藤先生と教務主任の林先生。演題は「全職員で取り組む授業改革 ー北里中学校における同僚性を生み出す実践ー」。
「上げ潮状態になっている北里中ですが、この状態となるためにユニークな取組がされています。本日はそのユニークさをぜひ学んでいただきたい」という趣旨説明を受けて、お二人の発表をお聞きする。この秋には、東京大学で行われる「国際授業研究学会」で英語で発表されるそうで、本日はその日本語版。
発表の内容や協議は、お約束したので書かないけれど(笑)、やはり「ローマは1日にしてならず」ということ。「私たちの目指す学校は、生徒も教師もまなびを楽しむ学校です」と締めくくられたが、学校づくりそのものを楽しんでおられることが羨ましく、小牧市にこういう学校があることも誇らしく思った2時間45分だった。
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