三楽の仕事日記
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2011年09月14日(水) |
文化庁主催「著作権セミナー」で終日学ぶ |
今日は「ウィルあいち」へ。文化庁・愛知県教育委員会主催の「著作権セミナー」へ参加。会場いっぱいの参加者。希望多数で参加できなかった方、遠くは九州からの参加もあると聞いてびっくり。
配付された資料の多さにもびっくり。パンフレット類も含めて40種類。ちょっとうんざり。
午前2時間。午後3時間の長丁場。午前中は「著作権制度の概要」、午後は4つの分科会に分かれていて、僕は「教職員部会」に参加。掛け値なしにとても良い内容。著作権について、通算5時間も話が聞けた意義は大きい。とてもよい勉強ができた1日だ。
ここからはできれば…というお話。文化庁の方に授業力を求めては筋違いだが、著作権ネタは面白いので、もう少し進行を工夫すればいいのにと思う場面が、終日続いた(笑)。
3人掛けをしているので、お隣さんとはごく近距離。「さあ、この場合は著作権として問題はあるでしょうか。お隣同士で話し合ってください」と一言あれば、学びは深まるのに。お互い無理して知らない顔をしているのは、かえって辛い(笑)。
参加者全員に〇×表示をさせて、意見が分かれた場合にはその理由を発表し合う、このような展開にしたら、もっと学びは深まるのに。一人が指名され、考えを発表する。すぐに解説をするパターンが続いたのはもったいない。
参加者が発表したら、なんらかのアクションがほしい。例えば「この場合は著作権としての問題はないと思います」という参加者の答えに、特に呼応することなく(笑)、淡々と回答シートを表示するのはやめた方がいい。何か一言、例えば参加者の気持ちに寄り添うような一言があるとうれしいのです、回答者は!
この膨大な資料。持ち帰って、どれほどの方が見直すだろうか。僕なら「この質問の回答は、ピンク表紙の冊子に書いてありますよ」とか「三つ折りパンフレットの左側にキーワードがありますよ」と、資料に手が伸びるように仕掛けるのになあ。逆に参加者から「ここに書いてあることと一致していないのでは?」と指摘されては…。
振り返ってみれば、授業についても考えることができた1日、収穫多し。大感謝。
そうそう、8月に新たなweb教材をアップしましたので、ぜひご覧くださいと勧められたので、皆さんにもご紹介。「マンガでわかる著作物の利用「作太郎の奮闘記〜市民文化祭を成功させよう〜」。ぜひクリックを。
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