三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2011年08月24日(水) 有田和正「バスのうんてんしゅ」

 今朝は晴。久しぶりに朝の光を感じながら出勤。センター長と駅から総合庁舎へ向かう。話題は気分が晴れやかになるこの天気のこと。

 課長に作成を依頼しておいた資料が届く。多角的入念チェック。一定の結論を出す。本日の重要なTODOが一つ完了。

 決裁板の山が積まれる。皆さん、それだけ仕事をしているということ。感謝しつつ、決裁、決裁。

 完成までにどれほどかかるだろうか。昨年度は3か月ほどかけた作業。今年度分の作業を開始。段取りが分かっているとはいえ、時間をかけるしかない作業。すぐに集中力がとぎれるために、資料整理を並行。

 ***

 次回、愛される学校づくり研究会資料の一つとして送付されてきた、有田和正先生の「バスのうんてんしゅ」の授業記録(発問「バスの運転手はどこをみているでしょう」が特に有名)を読む。何十年かぶり。

 「バスには、タイヤが何個ついていますか?」
 「4個」
 「8つ」
 「六つ」
 「やっぱり4つ」
  ・・・ 


 いやあ、授業冒頭から盛り上がっている。有田先生は、授業のポイントとして以下のように書いている。

 「物」から「人」へ追究
 低学年の社会科指導をするとき、いきなり「人」のはたらきに目を向けさせようとするとむりがある。まず「物」に目を向けさせ、徐々に「人」のはたらきへ目を向けさせることが、2年生の発達段階にマッチしている。
 「数」に特に興味をもつ年頃なので、この特性を生かすように発問の工夫をする。
 「バスのタイヤは何個ありますか」に始まり、つり皮、椅子、ブザーなどの数をたずねながら、物に目を向けさせていく。
 この「数」を使って、バスについていかに知らないかに気づかせる。そうすると、子どもたちは、「あれ!」といいながら学習意欲を高め、調べるようになっていく。こうしておいて、運転手という「人」のはたらきに迫っていく。


 なぜ私たちの研究会で、この資料を扱うのか。それについては、徐々に紹介していきたい。お楽しみに。


2010年08月24日(火) 平成21年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果
2009年08月24日(月) 恒例!教育長杯ボーリング大会
2008年08月24日(日) 小三治・扇橋二人会
2007年08月24日(金) 国際シンポジウム当日
2006年08月24日(木) 日進市で算数・数学研修会
2005年08月24日(水) 一数研で講演
2004年08月24日(火) 今日は短く!
2003年08月24日(日) サマーコンサート&落語の花道