三楽の仕事日記
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2011年06月18日(土) |
本年度第2回愛される学校づくり研究会 |
本年度第2回目の「愛される学校づくり研究会」を開催。午前中にようやくできた宿題を持参して参加。
前半は23・24年度の2年間、研究指定を受けた春日井市立出川小学校から出された「研究を進めるにあたって」をもとに会員で意見交流。
「出川ならICT」と言われるが、現在は混迷状態。ようやく研究主題「伝え合い学び合う児童の育成をめざして 〜みんなでICTを活用しながら〜」が決まったばかり。
発表者からこのように聞く。研究を始めたばかりで当たり前の状況だと理解。僕はサブタイトルの「みんなで」について質問。「みんな」は子どもなのか、教師なのか、共になのか。間口を広げすぎないで、絞り込んだ方がよいのではないかと考えを伝える。
研究助言者として堀田龍也先生を迎える出川小。堀田先生のご指示もあり、来校日の参加はオープンにするとのこと。ありがたい。さっそく2年間の来校予定をメモ。
後半は会員から宿題報告。本研究会テーマ「学校を内に外に見える化」に関わるレポートをもとに発表、意見交流を行う。
多くの会員は、1年間の学校の取組を「内と外への発信」の観点から整理して発表。一部は絞り込んでの発表。(「授業拝見の実施と発信」「授業研究の足跡を残す・財産を共有化する」「学校広報と情報共有の仕掛け」「評価・評定の校内見える化」「学校関係評価における見える化」)。
日ごろからよく学んでいる会員ばかりなので、一つ一つの意見に重みがあり、指摘も厳しい。レポートや意見交流から、研究会テーマの絞り込みができないかと思いながら司会進行をしたが、それは叶わず。しばらくの時間は必要と判断。
何度か出てきた言葉が「授業研究」。国立教育政策研究所が発表した優秀教員へのアンケートから、授業研究による自己変革の比率が実に低いことが話題の中心。
関連したレポートを提出した僕の「授業研究の足跡を残す・財産を共有化する」は玉砕。思いには賛同していただいたと勝手に理解。ヒントもいただいたので、自分のこだわり研究テーマの一つとして、心に格納。
最後に、前回宿題がなかった企業の皆さんに宿題を出して閉会。帰宅後、レポートに再度目を通す。いただいた津市立倭小学校の学校紹介リーフレット(A3判、二つ折り、オールカラー)。タイトルは「当たり前を積み重ねると特別になる」。
顔を上げ、話をしっかり聞く倭小学校の子どもたち。「話を聞くこと」など、当たり前のことを日々積み重ねることを大切にしているのが、倭小学校の教育です。それが子どもたちの学力や社会性の向上に寄与しているはず。
これは表紙に書かれた言葉。基本は写真で語る教育活動の実際。1ページ目は「無理のない日常的なICT活用」の写真満載。中林流の仕掛けの数々が見えるリーフレットはさすが。
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