三楽の仕事日記
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2011年05月05日(木) |
デジタル教科書教材協議会から第一次提案書 |
子どもの日。おかげさまで今日ものんびりとした1日。
2012東京フォーラムの第1回打合せ要項作成。授業名人の授業追試が今回のフォーラムの成否を決める。第1回目の打合せはとりわけ重要と考え、フォーラムまでの10か月をシミュレーション。綿密(笑)な計画を立ててみた。
「菅直人 首相の野望 小沢一郎との死闘」(大下英治著、ベストセラーズ)を読む。この種の本を手にしたのは珍しい。図書室新刊コーナーに目をやった時に飛び込んできたので、「はい、これも」といった具合で借りた本。350頁ほどのボリュームがある本だが、週刊誌風で一気に読む。政権交代から一年、揺れる民主党政権の舞台裏が描かれているが、いやはや、なんというか、まったく…といった感想。
昨日、愛教大の飯島さんからMLで、「デジタル教科書教材協議会」から「第一次提案書(PDF)」が発表されたと教えていただき、さっそく目を通す。突っ込みどころ満載な提言(それだけ刺激的な内容だということ)で、以下の文言を取り上げて、MLの気軽さもあって、僕の突っ込み(この内容を紹介するのは控えます)を皆さんに流す。
P14 ◯ 一斉指導における双方向コミュニケーション・レスポンスシステム 今までの一斉指導では、子どもたちが途中でわからないことが生じる局面でも、授業を遮って質問するなどが事実上難しかった。また、授業内で子どもたちの理解度を把握しながら授業をすすめることが難しく、ランダムに個別で子どもたちを指名するな どの方法しか無かった。しかし、一人一台の情報端末が実現すれば、教員は電子黒板で問題を出題し、子どもは手元の情報端末で回答し、その結果を再び教員の情報端末に通信することで、リアルタイムに回答結果を把握しながらの双方向的な一斉指導が可能になる。また、個別の子どもにつまずきが生じた局面でも、手元の情報端末を通してその意思を教員に伝え、のちに教員がそれを把握することで個別のフォローが可能になるようなレスポンス型一斉指導も可能になる。もちろん、つまずきが多い箇所では、授業後ではなく授業中にリアルタイムにフォローするような教員の臨機応変な判断にも対応する。
皆さんは、提言書に書かれたこの記述を読み、どのようなことを思われるだろうか。今日はMLで飯島さんとやりとり。「一斉指導型授業のイメージは共通していないのではないか」と言われ、見出しの「一斉指導における双方向コミュニケーション・レスポンスシステム」に改めて注目する。一般的には一斉指導とは双方向のやりとりはないことが前提なのか…。
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