三楽の仕事日記
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2011年04月24日(日) 第23回いきいき寄席

 顔付けを依頼されているいきいき寄席の第23回目は、主催者のご厚意で入場無料、チャリティー落語会と銘打って東日本大震災義援金を受け付け。今年の落語会(7月・10月)はすべて同様に行うとのこと。

 今回のご出演は、落語は林家染二師匠、色物(太神楽)は豊来家一輝さん。いずれも二度目のご来演。

 まずは落語「八五郎坊主」。主人公の八五郎は、染二風味たっぷりな濃厚なアホ。明るく突き抜けたアホ。嫌味のない愛着がわく人物に仕上がっていて、皆さん、大笑い。 

 色物の豊来家一輝さんの太神楽は、目の前で起こっていることなのに信じられない投げ物、立て物芸の連続。予想を超える技に客席のどよめきは止まらず。

 再び染二師匠。今度の演目はなんと「子別れ」。いきいき寄席でも「子別れ」が語られるようになったのかと顔付け役として感激。

 師匠の「子別れ」はとてもテンポよく、笑いもたっぷり。「子別れ」でよく演じられるようなジメジメした演出はなし。だからといって、親子の情愛、夫婦愛の機微が噺の下地にしっかり描かれている。秀逸な出来。目頭を熱くしながら噺を聴く、会場を見ると、笑いながら涙をぬぐうお客様。さらに感動。大満足の落語会。

 友人のブログからサントリー動画サイトを知る。「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」全CMを視聴。日本が明日に向かって前進するためにサントリーグループが発信したメッセージ。多くの個人や様々な企業が、義援金や人、物資提供を行っている。自分には何ができるのだろうかと問いかける。

 


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