三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2011年04月10日(日) 丸善落語会(たまvs兼好)

 久しぶりに笑福亭たま、三遊亭兼好が見たくなって、丸善落語会へ出かける。今日は二人によるオープニングトークから。これが面白い。

たま「東京の落語家さんは、よくお客さんの様子を探りながら、ネタを決めると言いますが、あれはウソでしょ」
兼好「ホントですよ」
たま「まくらを振りながら、ほかのことを考えられます?脳が二つないとあきませんで」
兼好「お客さんの様子を見て決めたと言った方が、カッコいいでしょ」

 たまの厳しい突っ込みがいい。兼好の嘘っぽい受けが、これまたいい。世話人さんから聞くところによると、第1回目の初対決(20年6月)で、たまが兼好(当時は好二郎)に完敗したという意識があって、兼好との二人会では、たまは異常に燃えるらしい。今日もたまのテンションは高く(僕好み)、一席目の「鼻ねじ」は、どの人物もたま風味にデフォルメされているが、ぶれることなく鮮明に描かれていて秀逸。兼好の二席目「粗忽の使者」は、瞬時に織り込むクスグリが、ドッカン、ドッカンと受けて、さすが。

 ちなみに、たま二席目は「愛宕山」。兼好一席目は「犬の目」。二席目を終えた、たまが高座でぼやく。
 「兼好さんがどれほどいじわるか、皆さん分かりましたか。僕が「愛宕山」をやるって言っているのに、「粗忽の使者」をやるんですからね。オチがかぶっているのに…」(「愛宕山」も「粗忽の使者」も、オチは忘れてきた)。

 急遽、依頼を受けた原稿書きに入る。東日本大震災が発生して、緊急に出版が決まった本とのこと。締切までごくわずか。資料集めに入る。


2010年04月10日(土) イッセー尾形これからの生活in名古屋
2009年04月10日(金) 「現場力復権」を読む
2008年04月10日(木) まだ10日目?
2006年04月10日(月) 今年度の方針を決める職員会議終了
2005年04月10日(日) 社会科特別授業決定!
2004年04月10日(土) PTAとスポーツ振興会
2003年04月10日(木) 関係機関を訪問