三楽の仕事日記
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2010年05月26日(水) 学校評価好事例集

 中学校を訪問して、「こどもCOP10国際会議」への協力依頼。会議の意義をすぐさま理解していただき快諾を得る。校舎内を案内していただく。屋上緑化および壁面緑化、廊下に設置された木の長いすなど、とても心落ち着く環境づくりがされている。すれ違う子どもたちの明るい挨拶がうれしい。

 尾張小中学校教頭会総会に参加。美浜町まで向かう。丁重な出迎え、見送りに恐縮。

 先日、事務所に届いた「学校評価 好事例集」を熟読。単なる「事例集」でないところのポイント?ちなみに好事例の定義を見てみると、「学校評価を行って良かったと思えるような成果につながっており、他の参考となる事例」とのこと。

 期待して読み進めたが、評価によって、学校はどう変化したのかが見えてこない。「はじめに」の項で、学校評価が目的となってしまってはいけないと書かれているが、取組方法の紹介が主となっている事例集では、「学校評価は学校改革の手段である」とは読み取りにくい。残念。

 この中で「典型的な停滞事例の特色」の記述が、好事例より目を引いた。以下の3点。

1 目標の共有不足
 ・ 目標が抽象的で不明確
 ・ 重点化せず多方面に力を割こうとして結局は多くのことが進まない
 ・ 目標を立てても教職員は本気でやろうという気持ちになっていない
2 プロセスの設計不足
 ・ 児童生徒の姿は書いてあるが、学校の取組はあいまいなまま
 ・ 日常的な活動と結びついておらず評価のための評価となっている
 ・ 学校のみで頑張ろうとしている
3 組織のチーム不足
 ・ キーパーソンが異動すると取組が後退している
 ・ 教職員から相互不干渉になっている
 ・ アンケート結果や統計を学校は受け取るだけになっている


***

 懇談会に出席。大先輩ばかりの前でいささか緊張。今日も勉強の日々。


2009年05月26日(火) Tさんのありがたい配慮
2008年05月26日(月) 一つ乗り切った!
2007年05月26日(土) 
2006年05月26日(金) 班での学びに注目
2005年05月26日(木) 昨日の余韻・・・
2004年05月26日(水) 5月愛日管内校長会議など
2003年05月26日(月) 教育後援会総会