三楽の仕事日記
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2009年03月21日(土) 初心を思い出すこと

 先日15日開催の「小牧落語を聴く会」の番組案内の中で、世話人代表のSさんが、新シリーズ開始に至った経緯を次のように述べてくれた。

 お運び頂き、ありがとうございます。昨年9月以来の例会となりました。「やめたの?」という声こそ聞かなかったものの、結構長いブランクでした。正直なところ「役割を終えたかな」と感じたこともありました。が、「将来の名人上手の若い頃の高座を聴く」という初心にたち戻り、”新生小牧落語を聴く会”として、いま注目の若手の噺家さんをいち早く招くというスタイルで再出発しました。これまでも何回かは若手のふたり会は企画しておりましたが、連続シリーズの開幕です。ごゆっくりお過ごしください。そして、末永くご贔屓をお願いいたします。

 21年目に突入した小牧落語を聴く会だが、数年前から行き詰まりを感じていた。次の番組決定までに、かなりの時間がかかるようになった。こんな番組を提供してみたいという意欲がわいてこない。なぜ自分は落語会の世話人をやっているのだろうかと考えるようにもなった。「楽しみにしているお客様がいる限り続ければいいじゃないか、小牧で生落語が定期的に聴けるだけでも小牧落語を聴く会の存在価値はある」と自分に言い聞かせた時もあった。「誰かにやりなさいって依頼を受けているわけでもないし、もうやめてもいいのでは・・・」と口に出そうになるときもあった。出したら、そのまま終わりになってしまう空気も流れていた。

 何事も長年やっていると、それも順調に進んでいると、いつしか、ただ問題なく事を進めることが目的となってしまう。これがしばらく続くと、ある時、ふと、自分はなぜこれをしているのか分からなくなるときがある。そのようなときは初心を思い出すことだ。このごろ、他事でもこのように感じることが続いている。


2008年03月21日(金) 進んでいるのかしら
2007年03月21日(水) こんな小牧にしたい!夢・アイデア発表会
2006年03月21日(火) WBCで日本が世界一。
2005年03月21日(月) IT活用による元気な学校づくり2005
2004年03月21日(日) 今日も出勤
2003年03月21日(金) IT活用による元気な学校づくりフォーラム