三楽の仕事日記
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2008年10月25日(土) 読売教師力セミナー

 早朝から、午前中の某研修会の講義内容について最終検討。Nさんの講義内容と関連させて進行することを視野にいれて、いくつかのパターンを準備。今回のように学習指導要領を話題の中心において話をする機会は、実にありがたいこと。自分が一番勉強させてもらっている。

 午後は中京大学で開催された読売教師力セミナー2008「授業力アップへの道」に参加。

 「模擬授業とパネルディスカッションで、授業力アップの方法を探るセミナーです」というタイトル通り、全編にわたって、キーワード「授業力アップの方法」がしっかりと貫かれていて、とても有益なセミナーだった。会場には学生、若手&中堅教師、管理職らしき方が400名ほど。いろいろな企画を立てる自分としては、参加者の様子がどうしても気になり、時々、参加者の様子を観察。メモ度、うなずき具合度、舞台集中度など、どの観点で見ても、皆さんが自分の課題に照らし合わせて参加されている感じで、気持ちの良い会場の雰囲気。

 これというのも、全プログラムにわたって進行、解説された大西貞憲さんの力が大きい。学生が参加していることを意識されてのことだと思うが、授業を見る視点解説などにおいても、極力、教員用語を使わず、平易な言葉で展開。ベテランもハッとさせられる授業観察眼はさすが。

 久々に小牧市立応時中学校の西尾友弘先生の模擬授業を見る。西尾先生もあちこちで研修講師を務められているだけあって、模擬授業を通しての主張も明解。子どもたちに意外性を持たせようと意図された授業展開には、参加者も感心する声がいくつか聞こえた。

 パネルディスカッションで示された一宮市教育委員会の長谷川濃里先生による市主催の様々なバリエーションの研修には、大いに刺激を受けた。これまでの手法を単に踏襲することなく、良いものはそのまま引き継ぎながら、改善すべき点は即手を入れられている姿勢はさすが。柔軟な発想にも感動。多くの教育行政が見習うべき姿がそこにあった。

 そして愛知教育大学の志水廣先生。いつも最新の情報を提供される姿勢に感服。今日も某小学校で昨日撮影された3年目教師の授業ビデオをもとに解説された。いつものように厳しいことを言われるが、それは志水先生が常にご自身に厳しくされているからこそ。だから言葉にも説得力があるわけだ。

 午前、午後と充実した時間を過ごし、夜はある懇親会に出席。今日も話が弾んでアルコールは限度を超す。帰宅して爆睡。

 


2007年10月25日(木) 幼保小中一貫教育実践発表会事前打ち合わせ
2006年10月25日(水) ひさびさ夜の光ヶ丘中学校>講談
2005年10月25日(火) 10月愛日校長会議に出席
2004年10月25日(月) 学校ホームページアクセスがすごい
2003年10月25日(土) 試走からPTAパソコン教室