三楽の仕事日記
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2006年10月25日(水) ひさびさ夜の光ヶ丘中学校>講談

 朝の打ち合わせで、本日の研究授業について紹介あり。「学校訪問をのぞいて年間一人1回は研究授業を行おう!」という方針のもと、それぞれが公開授業を行っている。学校訪問が終わったばかりでの取り組みに正直なところびっくり。研究授業が当たり前になってきたこともうれしいこと。

 1時間目。加藤先生の音楽研究授業。合唱祭前なので学級曲の指導が中心。とても密度が濃く、1時間で変容が十分に見ることができた良い授業だった。子どもから「疲れた〜」という声も聞かれ、負荷が上手にかかっていたこともとらえることができた。授業後は僕が撮影したビデオを元に、加藤さんに気づいたことを二つほど助言。授業についてこうした時間を持てるのもうれしい。これも当たり前の姿になりつつある。

 社会科と光武館で「講談の会」の準備。みなさん高座の設え方をしっかりマスター。もういつでも落語会でも講談の会でもできる!

 夕刻には同朋大学での口演を終えた旭堂南海さんが到着。社会科教員を高座に座らせたいという僕から急なお願い。自己紹介を講談調でやることを決定。南海さんは「先生方は忙しいのに、たいへんですねえ。なんでもやらされるのですねえ」と失笑。

 18:30「上方講談で小牧の歴史を楽しむ会」開演。40名ほどのお客様。1席目は「老狐 小牧山吉五郎」。楽屋と化した校長室で、南海さんが直前まで小牧の地図をにらんでみえたのが印象的。なるほど、講談の中に現在の小牧の地名が織り込み、話にリアリティを増す、そのための地図凝視だったと理解。
 
 中入り替わりに、社会科教員の講談調「自己紹介」。必死に語る長谷川さん、小山内さん、和田さんを横で見ながら、本当に酷なことをやらせる校長だよねと自覚。「我が校に来たら芸域を広げて次の学校に転勤してもらいたい」なんて言う校長、全国でも僕だけでしょうね(笑)。企画は大成功。さらに会場が温まった。

 2席目は「山内一豊と妻」。とても良い話。皆さんが引き込まれている様子がよく分かった。すべてのツボで笑いあり。お客さんの集中力もさすが。とても良い会になった。今回の夜の光ヶ丘中学校も大成功!

 片付け、帰宅。21時から南海さんと社会科のみんなと僕とで懇親会。僕にとって、芸の話はどんなおいしい料理よりも勝る。極上の2時間はあっという間に過ぎた。
 


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