三楽の仕事日記
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2007年12月20日(木) |
豊橋市・中学校数学研究大会にて |
今日は、授業名人活用推進事業の進捗状況現地調査文書と、候補校選定理由書作りに取りかかる。 勤務2時間後、年休をとって、電車で豊橋駅、車で南陽中学校へ移動。豊橋市数学部会教師80名ほどが参加の研究大会で、助言と講演。
講演では研究テーマ「考える力・生きる力を育む数学教育」達成へのアプローチとして、先生方に次の問いかけ。 ・日常の授業の中で、どれほど考える機会を持たせているか? ・教師が常に数学的な見方や考え方をしているか? ・生徒に数学的な見方や考え方を外化(書く、話す)させる場面をどれほど用意しているか? そして、自分が心がけている7点を提示。 1 生徒に舞台を用意しよう。 2 生徒のつぶやきを大切にしよう。 3 小刻みな評価活動(○つけ法、○×)を取り入れて、常に生徒を把握しよう。 4 どのような発言も数学の舞台にのせよう。 5 「いつも言えることか」「すべての場合を考えているか」「筋道が通っているか」「これが一番簡単か」など、いつも自分と生徒に問いかけよう。 6 正誤判定は、教師ではなく、生徒にあずけよう。 7 数学が楽しくて面白くてしかたがないというメッセージをいつも発信しよう。 その上で、平面図形の導入を模擬授業。「素直な人が伸びるのです」という呼びかけが効いたのか、皆さん、僕の指示に協力的で、よい反応が続き、楽しく模擬授業ができた。
控え室への訪問あり。「読売セミナーでの模擬授業(うさぎとかめ)を見て感動したのです。今日も楽しみにしていました」の一言は、格別うれしかった。
今日で「文章のみがき方」(辰濃和男著 岩波新書)を読了。いわゆる文章読本はけっこう読んでいるけど、身に付いていないことは、この日記で証明しているようなもの。辰濃さんの文章を読みながら、僕もこんな文章が書けたらなあと羨ましくなるばかり。繰り返し読みたい本が1冊増えた。
『毎日、書く』の項で、「毎日の素振りをせず、いくら野球の解説書を読んでも、野球はうまくなるはずはありません。日記は野球でいう素振りでしょう」という提案あり。僕の場合、「単にバットを振っているようなもので、それは素振りではありませんよ」と言われそう。辰濃さんの本を読んでいると、これまで自分が書いた文章を直したくてしかたがなくなってくる。帰宅して、まずは、慌ててアップした昨日の日記を修正。
2006年12月20日(水) 玉置一座で発表 2005年12月20日(火) ジュニアクラブ化推進委員会 2004年12月20日(月) 第2回小牧市情報教育IT推進委員会 2003年12月20日(土) 雪、雪、雪そりゃあないぜ
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