三楽の仕事日記
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2007年02月04日(日) 古典芸能体験講座「落語ワークショップ」受講

 早朝に選挙投票会場へ。

 学ぶ立場になってみようと思い、扶桑文化会館主催の「古典芸能体験講座落語ワークショップ」に参加。30名定員のところ33名が申し込み。僕はキャンセル待ちで参加許可がおりた。

 講師は雷門幸福さん。落語家8年目の若手落語家。大須演芸場を拠点に活動。声を聞いてラジオ放送を思い出す。なごやか寄席復刻版のMC担当。とても聞き易く心地よい語りの落語家さん。

 いよいよ講座開始。幸福さんは紋付き袴で登場。そのまま高座に上がり講座が開始。昨今の落語家事情から始まり、まずは落語「寿限無」の鑑賞。新鮮なギャグばかりで大笑い。まさか寿限無でこんなに笑うとは。自分でもびっくり。舞台での生着替えで、落語家作業服の説明。上手下手の説明も丁寧でよく分かる。かつては立川談志門下だっただけに、やけに論理的なところもあっておもしろい。落語の歴史解説なども入って90分の講座終了。学ぶ側になってみると感じることもいくつかあって収穫。あと4回が楽しみだけど、全回出席がすでにできないのが残念。

 午後は「デイサービスライフケア岩倉」へ。落語出前のご注文にお応えして、いよいよ落語活動も他市まで遠征(笑)。20人ほどのお客さまを前に、いつもの小咄、学校の話から久々に「子ほめ」へ。ここのところ「親の顔」に逃げる傾向があったので、意を強く持って(笑)、「子ほめ」を!実は車の中で繰っても出てこないところがあって不安なスタート。でもよく笑っていただけるお客さまにのせられて、自分でも思いのほかのよい出来(笑)。50分間の高座を無事終了。

 楽屋にはお客さまの声がよく聞こえてくる。「落語なんて・・・」という声が聞こえてきたときは緊張したけど、その後「おもしろかったねえ」という声が聞こえてきて一安心。「あのような校長先生ならいいねえ」とも。みなさんはどういう校長像をイメージしているのでしょうか?恐いところもあり(笑)。ともかく喜んでもらったのはなりよりで、次の口演依頼をもらえたのもうれしいことだけど、小咄も全部やってしまって、次のネタがない(笑)。

 「犯罪不安社会」(浜井浩一、芹沢一也著)を読む。「治安悪化なんて誰が言った!?」というキャッチコピーの通り、治安はむしろ良くなっている方で、統計資料をきちんと示して、世の中で常識化してしまった「治安悪化」を否定している。さらに思想的になぜそうなってしまったのかも追及していて、とてもおもしろい本だった。

 学校HPは朝日新聞に掲載された桂歌丸師匠のコラム。僕が年賀状に書いたような最近のお笑い番組の質の悪さを指摘する内容。ぜひ皆さんに紹介したいと思ってアップ。

 昨日に引き続き、フォーラム2007資料冊子の原稿書き。まずは登壇者全員の紹介文が完成。事務局へ送付。引き続き分科会紹介文書き。
 


2006年02月04日(土) 落語から学ぶエコライフ3
2005年02月04日(金) 超過密スケジュール
2004年02月04日(水) 学校安全シンポと学習会
2003年02月04日(火) 息子は学年閉鎖で休み