三楽の仕事日記
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2006年03月10日(金) いやあ知らなかった!

 朝の打ち合わせで、今後導入されるだろう教員評価システムについて説明。
 
 1時限目。松永さんの国語科授業を参観。名文を全員で朗読。その後、今年の卒業生がどのように国語力をつけてきたのかを具体的な資料で説明。「鍛えてもらってしっかり力がついた」などといった記述が並ぶ。自己評価シートは実に綿密で、自分自身をしっかり見つめ直すことができるように工夫されていた。背筋を伸ばして真剣に聞いているする生徒!大いに参考になったことと思う。

 いつものように文書決裁。いくつかの相談もあり。

 4時限目。大竹さんの技術家庭の研究授業。プラズマディスプレイ+自作パワーポイント資料+積み木による体験活動が、効果的に働いていた。実に良く工夫された授業で感心!IT活用のモデル的授業。大いに刺激をうけた職員もいたはず。1限、4限と良い授業を見ることができた。こういう日は実に気分がいい。

 松下教育研究財団のサイトを確認。おかげさまで「研究助成校」に選ばれた。封書でも朗報が届いた!申請した研究課題は「学校改革を推進するIT活用による見える化」。また、またエネルギーをいただいた。

 昼から資料づくり。13:30教頭さんと相談。14:30、4人で相談。15:00保護者と懇談。16:00「こどもとおとなの環境会議」参加メンバーと勉強会。17:00生徒と面談。

 19:00柴田竹朗さん到着。機器準備。19:30初めに僕と柴田さんの落語つながり(学生落語時代の話)を紹介。そして楽しみな授業開始。いやあ、おもしろい!実に興味深い話が続く。もちろん笑いつき。古文の中に表現されている野鳥をとりあげ、写真と鳴き声でその古文の背景を検証するという展開。メインは芭蕉の句「海暮れて鴨の声ほのかに白し」。鴨の声=音=白いは、不思議ではありませんか?と問いかけあり。そこで様々な種類の鴨の鳴き声を聴かせてもらう。「どうでしょう。この鴨の鳴き声なら白いと表現しても許せるのではないでしょうか」と提示され、なるほど!賢くなった気分。「ききなし」クイズもおもしろい。「ウグイス」=「法、法華経」は代表的なもの。「ホオジロ」=「一筆啓上仕り候 源平つつじ白つつじ」とは恐れ入った。聴かせてもらったけど・・・そんな風に聞こえなかったけど(笑)。あっという間の1時間30分。今日も21名の参加。子ども3人。

 帰宅。参加した息子からも「おもしろかった!」という感想。柴田さんとは20年以上のつきあいだが、野鳥観察も趣味だったとは!いやあ知らなかった。いつも以上に忙しかった1日、充実した1日が終わった。


2005年03月10日(木) 4コマ漫画送付で苦労
2004年03月10日(水) 事務仕事に徹する
2003年03月10日(月) いつものように相談事が多い月曜日