三楽の仕事日記
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2005年10月13日(木) |
久しぶりに教材開発を! |
管理職メールで「スクール55サイト」をPR。ここのところ我が校からは、竹内さん、西村さん、坂下さんと続々登場。市内でも力を持っている先生方は多数。市内校長、教頭先生方に「動画」「コラム」執筆者の推薦依頼メール発信。
11月11日、角田明先生の講演会の段取り。メールのやりとりをして当日の進行を相談。「角田明学校経営論」を1時間お聞きし、参加者と懇談することに決定。ますます楽しみが増えた。角田先生には翌日に「教師力アップセミナー」でも講演をいただく。
メールでいくつか問い合わせあり。調整の上、対応。文書決裁も多数。
15:00、今日のメイン会議開始。数学科で11月22日に行う授業公開の指導案検討。初めに僕から授業づくりの体験的ポイントを提示。
私が授業を構想するときに大切にしていること 1 なにげない、ありふれた課題だけど、展開の仕方でこうも深い追究ができるものかと思ってもらえる課題に挑戦したい。 2 授業の初めはだれでもが取り組める展開を。意味のない復習はしない。授業に向かっていくエネルギーを高める展開。言葉がけ。教師の明るさ。 3 課題提示には凝る。演出をする。さあ、勝負だぜ!という気持ちで提示する。 4 個の把握。○つけ法で個別応援。集団追究に向かっていくためのエネルギー注入。集団追究展開のための資料収集。 5 どう集団追究を展開したら一番良いか。前に出させて発表させるか。順次、意図的指名をして創り上げていくか。 6 子どもの発言を復唱した後にいう価値付ける言葉を考える。例「なるほど!○○という考え方はいいねえ。とりあえず当てはめてみたという考えもグット」 7 さあ、ここが山場だと子どもに意識させるところはどこかを決める。そして演出を考える。
4つの授業を上記の観点も踏まえてもらって検討。相馬一彦先生の「問題解決の授業・予想を取り入れる」をかなり意識した展開の授業ができそう。数学科全員でぜひとも挑戦していきたい。一旦、休憩。
17:00、愛教大の飯島さん、コンサルタントの大西さん、小牧中石川さん、小牧原小の梶田さん、本庄小の本樫さんと僕とで、玉置・石川が行う授業の課題検討。予想通りの難産。大西さんと飯島さんがドンドン課題を発展・拡張する案を出される中、僕と石川さんは、「中学生の力」と「飛びこみ授業」という面から考えて同意できず。しかし、二人の論議を通じて、ありふれた課題に潜む本質が明確になってきて、久しぶりの教材研究をたっぷり。至福の時間。
休憩をいれて、とりあえず、いきなり授業をやってみることに。石川さんが第一発問を提示したときに、僕の頭の中はスパーク!次から次へ「発問、指示、展開、つっこみ、活動・・・・」が自分でも不思議なくらいあふれ出てきた。おそらく2時間ほどの時間をかけて、ああでもない、こうでもないとみんなで論議したことが功を奏した感じ。いろいろな要素が一気に突然結びついて一つの形になって先が見えた!そこで僕のアイデアを提示。明らかに皆さんの顔つきは変化。急にテンションが上がり、石川さんの授業の流れも、僕の流れも、これまでの時間はなんだったの?というほど、超スピードで決まった。志水先生の言うところの「燃える集団」になった瞬間なのかもしれない。
とはいえ、これで万事OKというわけではない。僕の前にはまだまだ大きな山がいくつもあることは自覚。でも方向が決まったことはなりより。一つの大きな山を越えたことは間違いない。ほっとして、皆さんをお送りして学校を出たのは22時30分。なんと、7時間30分も数学の教材研究をしていたことになる。本当に疲れた〜。でも充実感でいっぱい。皆さんに感謝。
帰宅。メールチェック。いくつかの依頼メールあり。ありがたいことだけどちょっと限界。
2004年10月13日(水) 学校訪問の指導案綴を見て 2003年10月13日(月) 運悪く大雨
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