全てフィクションです 【父との秘密】弟の激昂 - 2002年07月20日(土)あたしの声を聞きつけて走って来た弟が そこに立ち尽くしていた。 「あんた達・・・何やってんだよ」 裸の父があたしのベッドにいる そして頭に被せられた毛布の隙間からまだ声をあげ続けているあたし Tシャツを胸の上まで捲り上げられ下着をもぎ取られたあたし 普通じゃない、その光景 「あんた姉ちゃんに何やってんだよ!」 一瞬呆然としていた弟が突然叫びだして父に掴みかかった。 これまで弟の口からは聞いた事も無いような暴言が飛び出し、 めちゃくちゃに父を殴りつけていた。 叩きつけられた窓の、ガラスの破片が飛び散る音がする。 本棚の本がドサドサと落ちてくる音がする。 あたしの叫び声はいつしか嗚咽に変わり 弟の怒鳴る声も、泣き声に変わっていた。 父は殴られながら何かを言おうとしていたが、声にならないようだった。 普段父に殴られる事を恐れる弟は、そこにはいなかった。 「ちくしょー・・・」 そう言って弟は父から手を離し、部屋を出て行った。 -
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