...ねね

 

 全てフィクションです

【父との秘密】体の痛み - 2002年07月17日(水)

布団に潜ってしばらくすると、あたしはいつのまにか眠りについていた。
家の外で寝泊りする時は、いつも誰かが起きている事が多く
あまり熟睡出来なかったせいだ。
布団をめくり上げる気配で、あたしは目が覚めた。

・・・来た。

父だ。
気味の悪い肌触りが全身を襲う。
布団をかけられた中であたしは目を見開いた。
しばらく家に寄り付かなかったせいで父は苛立っているようだ。
爪を立てて胸を掴み、乱暴に足を押し開かれる。
死ぬほどの屈辱と痛みがあったが、
あたしは声を殺していた。

その瞬間、あたしは自分の足の間に激痛を感じて身をよじった。
あそこが痛い。
父が、唾を垂らさずに無理やり入ってきたせいだ。
痛い!痛い!痛い!
思わず体がのけぞる。
父はそれに気付かないのか、身をよじっているのを喜んでいると勘違いしたのか
よりいっそう激しく体を動かした。

いい加減逃げ出そうかとしたその時
父は果て、体を離す。
そして唾で汚れたあたしの股をほったらかしにして
下着も付けさせずに部屋を出て行った。

もう、こんな生活は耐えられない・・・
なんとか、なんとかしなくては。



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