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【父との秘密】母の手紙 - 2002年07月11日(木)

それでも時々家に帰れば母が心配してやってきた。
以前はあたしが帰るのが遅くなったり外泊したりすると
怒ってばかりいた母だったが、
この頃には泣きながら家にいて欲しいと哀願するようになっていた。

ある時、どこに泊まってるの?
と聞かれて、男の家、と答えると
次の朝あたしが起きた時には机の上に母からの手紙が乗っていた。



その人とはまじめに付き合ってるの?
男の人と夜を過ごすと言う事はどういうことか分かっていますね。
もっと自分の体を大事にしてください。
私は処女でパパと出会って結婚したけれど、
そうして良かったと思っています。
たった一人の好きな人と結ばれるのは幸せな事ですよ。
男の人とのお付き合いで、背伸びするような事はやめなさい。
いつか、本当に好きな人が出来た時に後悔する事になりますよ。
処女は女の子の大事な物。もっと大切にしてください。



実際にはもっと長かったが、大体そんな事が書いてあった。
後悔ならもうしてる。
良かったね。ママは自分の好きな人に抱かれて。
あたしだって初めての相手は好きな人が良かったよ。

初めてのセックスなのに誰が好き好んで好きでもない相手と。
誰のせいだと思ってるの、ママ。
あんたの夫が、あたしの処女を無理やり奪ったの。
責められるべきはあたしじゃない。父の方だ。

あたしを後悔させたのは父の方だ!
女の子の一番大事なものを奪ったのは父の方だ!


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