俳優の大和田伸也が演出した舞台の、再々演です。 初演から変わらないのはトロッター警部(戸井勝海)、ジャイルズ(内海光司)、ボイル婦人(淡路恵子)の3人だけになってしまいました。 この3人はハマリ役だと思うので、これからも変えないで欲しいと強く祈ってます。(さらなる再演を期待)
今回驚いたのが、ボイル婦人の髪型。結い上げていた髪が、おかっぱになってました。ボイル婦人はどんなに落ちぶれても髪は結うと思うんですが…、結えないくらい落ちぶれたってことか!
それから、クリストファー・レンがでかい。あのナリでピョンピョン跳ねられると、ちょっとウザいです。仕種は可愛いので、精神不安定感は満点なんだけど、うーーん。前回のイメージがあるから感じるのかなぁ。
ミス・ケースウェルは前回の人よりは良くなってたので、ほっとしました。でも、初演の高汐さんが忘れられません。ケースウェルには、成人女性が男言葉を使う不自然さっていうのがあるんですよね。男役出身の人はそれを観てる側に納得させちゃう。 でも山崎さんはその分、男言葉を使う痛々しさがあって、それはそれで良かったかも。そういえば、前回か前々回でケースウェルが、タネ明かしの時に自分の年を語るシーンがあったような気がするんですが、無くしたのでしょうか。ただの気のせい?
毎回観ていて楽しいのが「黒っぽいコートと、明るいマフラー、黒いソフト帽」のラジオ放送。 そして疑問に残るモリーの年; 芳本美代子どうみても20代前半。原作読めばわかるかな(笑)
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