翠の日記

2006年09月24日(日) 『蒲田行進曲』

 名前だけは有名なので知っていましたが、今回初めて観にいきました。
 ……観ていて、辛かった。好きなキャストが出ていなかったら、まず観にいかない話でした(なんて酷いことを;)

 たぶん、登場人物の誰にも共感できないからですね。
 観ながら、『なんで銀ちゃんはそうなの?』『なんでヤスはそうなっちゃうの?』『なんで小夏がそうなっちゃうの?』とぐるぐるしてました。
 そういう登場人物の悩み苦しみがこの話の主題なんでしょうけれどね;

 ヤスが一番苦手でしたが、それはたぶんヤスが一番セリフが多かったから、マイナス点が多かったってことでしょう。
 でも、それを差し引いても、ヤスが一番素晴らしかった。

 もう、声がね!他の役者がのきなみ声を枯らしているのに、ひとり清清しいんですよ! やっぱり舞台で声は重要です。せっかく良い芝居をしても、声が枯れて聞き取って貰えなければもったいないですもんね。
 舞台で風間くんに遭遇するたびに、関心してる気がします。
 そんな風間くん(ヤス)が、「おまえには華がない」(×たくさん)と言われるたびに、そんなに言わなくても…と思いましたが、華がある役者にヤスはできませんから、作中にもあったように、「大部屋がいなければ活動は撮れない」ってことなんですよね。
(決して風間くんが大部屋って意味じゃないんです;)

 話はまったく変わりますが、私の記憶の中で、日本アカデミー賞の一番昔
の記憶が、『蒲田行進曲』の松坂慶子です。前年最優秀賞を受賞して、その年『蒲田行進曲』で自分の名前を読んだ、初めての連続受賞の人。
 あの時の彼女は本当に、女神のように美しかった。黒谷友香がヤスに謝ってるシーンはついつい昔の松坂慶子を思い浮かべてしまいました。絶対参考にしてると思うんだけど?(映画も観てないのに勝手な想像)
 舞台の最中にそんな失礼なことをしてましたが、幕後の小芝居の黒谷さん
は可愛かった。「覚悟がないなら女をくどかんと」(方言うろ覚え;)
 ニッキが、たじたじとしてて、笑えました。

 はっ!! 私は何を目当てに行ったんだっていう感想になってしまった; 中村屋、おバカで可愛かったです。劇場前の柱のポスターには誰もかないません!!


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