CYMA’S MURMUR

2006年09月24日(日)   父と母


図書館に行ったあと、Veloceでちょっとだけ英語勉強と読書。

この行動パターンって、私が小さかった頃の父親みたいだ。

日曜日はたいてい、父とお出かけした。
図書館か、近所の公園。それから喫茶店、書店。
またはゴルフの打ちっぱなし。
もしくはそれらの組み合わせ。

母はついて来ないことの方が多かった。
邪魔者がいないうちに、家を掃除して、夕飯の準備をしていたみたい。

喫茶店でコーヒーを飲みながら新聞を読む父の向かいで、
私と妹はソフトクリームを食べながら二人で何かして遊んでいた。

なんでわざわざ外で新聞読むんだろう?なんて思ってたな。

コーヒーは生活必需品だし、
家とは違う場所で何かを読みたいときもある。
そういうの、子供にはわかんないよね。



そうえいば、先日の母の検査騒動のときに、母に、
「でもああいうデリカシーのない人だって知ってて選んだんでしょ?」
と父のことを聞いたら、「知らなかった」と言うのだ。

「えー、でもさ、結婚前に喧嘩したときの態度とかさ、
 そういうのでわかるもんじゃない?」

と言い募る私に、
「結婚前に喧嘩なんてしたことなかった」とのたまったのだ、母は。

いやぁ、時代が違うとはいえ、衝撃だったなぁ。
喧嘩もしたことない相手と結婚するの?

「あの頃は携帯もなかったし、
 そんなしょっちゅう一緒にいたわけじゃないし、時代が今とは違うのよ」

なんぞと仰る。
いや、でもさ。私だって初めて男の人と付き合った時には、
携帯なんて持ってなかったよ。(時代的には携帯は存在してたけど)
それに、二人とも社会人で(両親は会社で知り合った)、
お互い一人暮らししてたんだから、喧嘩する余地くらいあったと思うんだけど。

「えー、じゃぁさ、携帯なくてさ、会社でメモ渡したりして連絡したりしたわけ?」

なんて、聞いてみると、

「そんなこと、もう覚えてないわよ」

ととぼける。なおも追求すると、

「コピーして、と渡された書類にメモが挟まってたりしたことはあったわね」

だって。うーむ、ドラマのようだ。

どのみち、時代が違うんだな。

「相手が誰であれ、結婚は絶対するもんだと思ってた。
 しないなんて選択肢はなかった」

なんて言ってるくらいだし。

どちらがいいのかはわからないけどね。
でも、結婚しない自由とか、離婚できる自由とかは、
あるにこしたことはない、と思います。



図書館で借りた本
■北欧スタイルで部屋を素敵に
 (成美堂出版編集部 著)成美堂出版
■実例から学んだマンションインテリア55の法則
 (成美堂出版編集部 著)成美堂出版
■The Ualkyries(Paulo Coelho部 著)Harper Collins



 < 過去  INDEX  未来 >


しぃま [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加