CYMA’S MURMUR

2006年02月23日(木)   放送禁止歌

今日は、研修参加のため、いつもより遅めの出勤。

ゆっくり寝ようと思っていたのに、
いつもの時間に目が覚めたから、英語の勉強を1時間弱。
夜より朝の方がはかどる。
「私は時間を有効活用する!」という
前向きなイメージに突き動かされるようだ。

今日は、森達也の「放送禁止歌」を読んだ。

読みながら、何度か泣きそうになった。
直接的にというよりは、
間接的に文章から喚起された様々な思いによって。

英会話でデンマークのムハンマド風刺漫画問題を扱ったこともあり、
言論の自由とメディアの規制の力関係とか、
色々なことに思いは及んだ。

感じたことを上手く述べることはできそうにもないけれど。

この本は、色々な位相を扱っている。
出発点である放送禁止歌。その規制元は誰なのか。
放送禁止歌の歌い手の想いはどうなのか。
メディアの意識はどうなのか。
他人を傷つける可能性がある差別用語とは何なのか。
アメリカではどのような規制が行われているのか。
日本との意識の差。日本人の特異性。
そして、日本における「差別」として避けては通れない同和問題。

私は少なくとも継続的かつあからさまな差別を受けたことはない。
欧州を旅行して、アジア人として軽視されているように
感じることがあったとしても。

日本は単一国民だと、
感情レベルで何の問題もなく思えてしまえるほどに、
私はそういう問題に無自覚だ。

前にナチに関することを書いたときと同じだ。
私にとっては、同和問題より、アパルトヘイトの方が近しい。
アパルトヘイトについては概要を説明できるけど、
同和については私はほとんど何一つ知らない。

私は知るべきなのだろうか?

今まで全く教えられたことはなく、
そして現実的に触れたことも感じたこともない問題について。





その他

ポリアンナを読んでたら、ハイジで覚えた
impertinent が出てきた。嬉しかった。

MP3プレーヤのイアフォンのコードが調子悪い。
まだ買ってからそれほどたってないのに。
時々、すっごい遠くから、混線中の電話のように音が聞こえる。
そういえば、混線って最近ないよね。
最近ないねって思うと、体験してみたい気になるよね。
ならない?

今日の研修はゴージャスだった。
お菓子と飲み物お好きにどうぞ。
それも、輸入飲料とかだ。さすが外資!
しかし、飴舐めながら講習する講師は初めてだった。




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